見出し画像

社長の僕が考える給与を上げる方法

僕は経営者で妻は会社員なので家で話しているとお互いの立場を理解できるようになります。
最近は給与の話をすることが多いです。
通常の就職ではないですが、僕も一時は会社で働いていたことがあるので、会社員の給与の事情について理解できる部分も多いです。
妻の話を聞いていて考える機会があったので、今日は給与の上げ方について書きたいと思います。

何より結果が大事

給与が上がる人ってどんな人なのだろう?と考えた時に経営者の僕の結論は簡単で結果を出す人です。
昔ながらの大企業ならいまだに年功序列で給与が上がっていくことも多いと思いますが、そういう会社は今後確実に減り続けます。
時代と合っていないからです。
終身雇用がなくなりつつある世の中では転職が当たり前になり、実力主義になっていきます。というかもうほとんどなっていますね。
グローバルで考えれば当たり前の話です。

会社員時代に給与が上がらなかった理由

ただ、会社員時代の僕もこれが理解できていませんでした。
何を結果とするかは会社の状況によっても違うと思いますが、わかりやすいところでいうと売上への貢献度です。
特にスモールビジネスでは売上が正義です。
僕は会社員時代メディアに出まくり、サービスの認知度を上げました。
これだけメディアにも出て認知度が上がったんだから給与はすごく上がるだろうと思っていたら、ほとんど上がらなかったんです。
その時は腹を立てましたが、今思えば僕は求められている結果を出していなかったんですね。

どうやったら給与が上がるのが具体的に考え行動する

最近うちの会社のメンバーと給与について話すことがありました。
会社の上司と給与交渉ってなかなかしづらいと思います。
ただ、僕は結果を出しているのであれば積極的に交渉すべきだと思います。
先日僕はとある社員メンバーに対して欲しい給与を聞きました。
僕から今までこういう話を直接聞く機会というのはほとんどなかったのですが、結果を残し始めたメンバーがいたので聞いたのです。
そのメンバーは今後自分のやりたいことのためにこれくらいの給与が欲しいと率直に話してくれました。
ただ、現状の仕事をこなすだけでは理想の給与に上げることはできません。
そういうわけで、どのくらいの結果を残したら理想の給与がもらえるのか、どういう仕事をすればもらえるのかを具体的に話をしました。
早速普段は社長である僕がやっているレベルが一気に上がる仕事を任せました。

上司や取引先を楽させたら出世する

社長や上司の気持ちになって会社全体を考え、行動できる人間は当然給与も上がります。
社長や上司が指摘しなくてもどんどん仕事を片付けて結果を出す人間を会社は手放したくありません。
特に僕らのようなスモールビジネスの場合、社長である僕が100%株主なので結果を残せば普通の会社では上がらないような給与に上げることも僕の判断のみでできます。
今まで年収240万円だった人が次の年に年収1000万円も夢ではありません。
会社をうまく活用しながら結果を残せばいいんです。
簡単なことではありませんが、自分で起業しなくてもこういうことはできるわけです。
僕は結果を残した社員の給与は積極的に上げたいと思っていますし、多くの社長もそうだと思います(思いたい)。

とはいえそんな難しいことを誰もがいきなりできるわけではありません。
最初はちょっとしたことでもいいので、上司に言われる前に自分で考えて仕事を進めることを意識しましょう。
これが積み重なると仕事ができる人間になります。
これは社内でもそうですが、社外にも当てはまります。
とにかく上司や取引先を楽させる人間が出世して給与も上がります。
僕自身も社外に営業する時、どうやったら相手の会社や担当者が楽になるのかを考えています。
常にこれを先回りして考えることで、取引がずっと続くようになります。
そういうわけで、結論としては数字で結果を残すことと先回り思考ができるようになると給与は上がっていきます。
これができた上で交渉しても給与が上がらない会社ならやめてしまいましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?