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SNSでは拡散を狙うのではなく、1対1を死ぬほど繰り返す【プペル渋谷ツアー奮闘記31】

えんとつ街のプペル渋谷フリーツアーですが、前回書いたようにリピーターを増やすための準備をしています。
それと同時に新規のお客さんも増やすために、とあることを始めました。
今日はそれについて書きます。

SNSの正しい使い方

僕がビジネスパーソンとしての西野亮廣さんを知ったきっかけは『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』という本との出会いです。

この本で一番印象に残っているのが、「SNSの正しい使い方」という章です。
そこにはこんなことが書かれていました。

今、SNSは拡散装置ではなく、個人と個人を繋げるツールであり、1万人に網をかけるよりも、1対1を1万回したほうが効率が良い。

西野さんは2013年1月、「来月ニューヨークで個展をやりたい」と突然言い出し、2週間でギャラリー費用や渡航費、宿泊費、運営費などの資金を集めなければいけなかった。
そこで日本に入ってきたばかりのクラウドファンディングを活用することになったわけですが、当時の西野さんは今のように影響力を持っていませんでした。では、どのように資金を集めたのか、この話が面白いので抜粋します。

1人でも多くの方に支援してもらうために僕が使ったのは、ツイッターやフェイスブック、いわゆるSNSだ。
このSNSを最大限利用してやろうと思い、ツイッターのタイムラインをボケーッと眺めていたら、「拡散希望」と書かれたツイートのRT数が昔に比べて減っていることに気が付いた。
皆、網をスルーするスキルがしっかりと身についてしまっていて、つまり、SNSは拡散装置としては寿命を迎えていたわけだ。
網でかからないのなら、モリを片手に素潜りで一人一人突き刺していくしかない。
「キングコング西野」でエグサーチ(検索)をかけ、僕についてツイートしている人をリストアップし、「はじめまして。キングコング西野です。実はこの度クラウドファンディングという・・・・・」と片っ端から突き刺していった。700人〜800人に声をかけた。
「会いに行けるアイドル」ではなく、「会いに来る芸人」。

結果、これが大ハマリ。2週間で530万円が集まった。
皆、網には慣れていたけれど、モリで刺される免疫がなくて、「芸能人のほうから来たよ」という感じで、僕が個人的に送ったツイートがRTされ、それも後押しとなった。
『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』より引用

この事例をどうプペルツアーに活かせるか

僕らは有名人ではないので西野さんのようにはいきませんが、TwitterとInstagramで「えんとつ町のプペル」に関してつぶやいている人に対して、プペルツアーの告知を送り始めました。
以下のような内容です。

【えんとつ町のプペル渋谷ツアーのご案内】
こんにちは。突然のDM失礼致します。えんとつ町のプペル渋谷ツアーを運営しております余語と申します。
現在『えんとつ町のプペル』にまつわる渋谷のスポットを巡る聖地巡礼ツアーをしています。ウォーキングツアーだけではなく、オンラインでのツアーもやっています。ご興味がありましたらご参加お待ちしております。
宜しくお願い致します。
https://poupelletours.com/


上記の文章はプペルツアー担当ガイドが作ったものです。
どんな文言だと響くのか画像を付けた方がいいのではないかなど色々と試行錯誤しながら進めていきたいと思います。
これがどのくらい効果があるかはわかりませんが、早速プペルツアーに参加してくれる人が出てきています。今日もDMで知ってくれた方が参加してくれました。
ただ単に宣伝だけするのはウザがられますが、自分の興味があることの宣伝なら興味を持ってくれる人もいるでしょう。
外国人向けのツアーと違い、興味がある人がどこにいるかはっきりしてるので、必ず年内に一つの事業として成り立つレベルに持っていきたいと思います。
どれだけ効果があったかはまた1ヶ月後くらいにこちらのnoteで共有します。


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