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組織学習の専門家

Podcast「fukabori.fm」の組織学習のエピソードを聴いた。名言のオンパレードだった。

聴いていると、管理者(マネージャー)も職人で、実践知がめちゃくちゃ必要になる職種であることを痛感する。

社会的組織の構成要素は色々あるけど、やはり構成員たる人間が肝だ。
そして、認識齟齬が発生したままの一方的な情報伝達によって人と人は決裂し、組織にもヒビが入ってしまう。
だからこそ、個々人との認識をすり合わせつつ、組織全体の認識を共有しなければならない。
また、前提や目的のような一段階高次の認識を組織と個人が断続的に捉え直さなければ、組織学習は進まない。

いやはや、無理難題ではないか。
だが、管理職の使命が持つ困難さから目を逸らしたところで、その困難さが消えるわけでもない。
ならば、難しいものは難しい、複雑なものは複雑であると開き直るしかあるまい。
今の私にできるのはそのぐらいだろうか。

本当は、組織学習の専門家を組織に招いて、実践しながら試行錯誤を繰り返すべきなのかもしれない。

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