質問箱

【質問箱】イラストの描き込みの多さで料金に差をつけるか

質問箱よりいただいたご質問へのお答えです

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いつも作品やツイートを拝見させていただいております。 今回はnoteブログの「フリーランスしくじり話」を読んで質問致しました。 私はイラストレーターと名乗っていますが、実際には案件を受けた経験がなく来年にとあるクリエイター商談会に初出展を決め、著作権や契約書、明細書などイラスト以外の勉強にも手をつけ始めました。

そこで質問なのですが、契約書や領収書を作成する際にイラストの描き込みの多さ(シンプル~中間~リアル寄り等)でイラスト料金、レンタル期間、レンタル延長料金の差はつけていますか?また、可能であればだいたいこれくらいですよみたいな平均があればお答え頂けるとありがたいです。

お答え

イラストの料金の設定、話し出せば語り尽くせぬほど長くなってしまいそうなので、ここではご質問の内容に対してだけ、ぼくなりの回答をしたいと思います。


まず、「イラストの描き込みの多さで料金に差をつけるか」どうかについて

基本的にはつけていません。クライアントワークにおいてイラストの料金は「使用料」としていただくことが多いので、使用する媒体や用途、期間を元に算出しています。ぼくの場合はそこに絵の描き込み量はあまり関係しません。

とは言え、例えば10,000円の予算に対して完成までに一週間もかかるような大作を要求されるような無茶なことがあれば、もちろん交渉が必要だと思います。割に合わないと思えば金額を上げてもらう、もしくは内容を少なめにしてもらうなどの対応をとってもらいます。

もし描くタッチが複数あって、その作業時間に大きな差があるのであれば、金額に反映してもよいかクライアントに掛け合ってみてもいかもしれません。


「レンタル期間、レンタルの延長料金」について

使用期間のことだと解釈してお答えしますと、もちろん長ければ長いほど金額は上がります。継続してご使用いただく場合は例えば1年毎に更新料や、二次使用料をいただくようにしたり。ぼくは制作前、見積書に使用媒体や使用期間について明記するようにしています。


「平均があれば」について

だれもが悩むところだと思うのですが、こればかりは内容や条件、取引先によって様々ですので、ズバリいくら、というお答えができません。ぼくもまるで検討もつかない依頼がきた時は取引先に予算を聞いたり、まわりの同業者に聞いてから判断しています。

考え方のひとつとしては、自分の絵がクライアントのイメージアップや商品の売上などにどれだけ貢献できるか、どれだけの役割を担っているか、を元にすると大まかな金額感が見えてくると思います。


長くなるので、このあたりについてはまたあらためてnoteにも書きたいと思います!



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