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第十五話 移住は「復興支援」のためじゃない


雪の降る中、夜行バスで、いざ、陸前高田へ。
未来を切り開くための、勝負の5日間が始まった。

お世話になっている町の方に迎えてもらいました。
その後は今回の5日間の作業場所として貸して頂いていた、
小学校敷地内に設置された仮設のプレハブに来た。


そこで9時から防災本部で大変お世話になり、
初期の4月の段階で受け入れを決めてくださった方とお話しさせていただいた。

来年度からについて。
そして現状について。
そしてその打開策について。

ひとつの指針を頂くことができた。

一つ指針ができれば進むだけ。

その日の夜は広田でも一番の大雪でした。
会う方会う方に、
「雪も連れてきたなぁ」といってもらって、
なんだかほっこりした。
自然と共に生きる人たちならではの言葉だと感じた。

ある若い広田町の方とお話しさせていたdいた。
やはり広田にある問題は根強い。
復旧復興というだけではない。
ある種文化として生成されているもの。
だから若者世代はそれを一回壊さないといけないと
感じているんだと。

僕が本質的にアプローチをかけるべきところは、
復興支援ではないのだと、
そう悟った。


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