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「変化」とは戦隊ヒーローの「追加戦士」のことである

皆さんは「変化」というものをご存知だろうか。

痩せたい!や頭が良くなりたい!といった「今までの自分から生まれ変わりたい!」という強い意志から生まれる、ある状態から他の状態へ変わることである。
継続的な努力が必要で、僕の場合だと強い意志とは裏腹に時間が経てばその努力を怠ってしまい、変化せずに終わってしまうことも多い。かなりのツワモノである。

では続いて「追加戦士」をご存知だろうか。

戦隊ヒーローの物語が進んでいくにつれて新たに加わる、赤でも青でも緑でも黄色でもピンクでもない謎のキャラクターである。
ほとんどの追加戦士はめちゃくちゃ強く、5人でも歯の立たない相手に対して追加戦士ひとりで片付けてしまう。こちらもかなりのツワモノである。

このまったく関係のなさそうな2つのツワモノが実は同じ性質を持っていたことを僕は見つけてしまった。「変化」を実現させるにはこの「追加戦士の法則」がカギになってくる。
その根拠と変化の正体について今回は話していこうと思う。

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これは幼い頃に大好きだったガオレンジャーの鉄の猛牛ガオブラックである


1. 追加戦士ははじめから「仲間」ではない!?

はじめに追加戦士について話そう。
正規メンバーと比べても圧倒的な能力を持つ追加戦士だが、その多くは初登場時に正規メンバーと友好的でないという特徴がある。

例えばデカレンジャー(2004)では、気持ちで戦うことを第一にする初期メンバーとデータばかりを重視して戦う追加戦士とで対立が起きていた。
このように性格にクセのある追加戦士が多いため、協力どころかはじめは正規メンバーもストレスを感じる場面もあるように見えた。

ではどのようにして5人+1として加入していくのだろうか。
先ほど対立していたデカレンジャーの場合は悪の組織と戦いを重ねていく中で、気持かデータかどちらか一方を否定するのではなく、どちらも戦いにおいて必要なのだと気づき仲間になるのである。
このように身体的な成長だけでなく、精神的な成長も表現するところが戦隊モノが子供に大人気たる由縁なのだと気付かされた。

なお、今回は「追加戦士に関する分析」というなんともニッチな文献を参考にしたので気になる人は見てみて欲しい
chapter6.htm


2. 簡単に変化できない理由

次に変化について考えてみたいと思う。始めに変化の定義についてだが、今回は

「以前の姿から思考、行動を変え、それを無意識に行うことのできる状況」

とさせてもらう。

強い決意を持っていてもなかなか良い変化ができない理由だが、大きな要因としてそもそも変化に対しての認識が甘いところがあげられるのではないかと思う。

人はいつもと違うことをして失敗したくないという「損失回避性」というものを持っており、本能的に変化を嫌う。
さらに変化を行動で示すとはじめのうちは必ずと言っていいほどストレスを感じてしまう。このストレスを「自分にはこのやり方は合っていない」と決めつけてしまい挫折するパターンが多いのではないか。
加えて「ローマは1日にしてならず」とあるように変化には時間を要する。

まとめると人間にとって変化とは、

先に何があるのかわからず、居心地が悪く、実感の湧きにくい長期的なもの

なのである。これだけでもいかに変化することが大変かを考えさせられる。
しかし、裏を返せばこのことを理解して変化に取り組むことができればセルフコントロールを可能にし変われるということである。

はじめに変わりたいという覚悟を決め、変化によって生じたストレスも「自分が変わってきてる証拠だ」とポジティブに捉え、気長に自分自身の変化を楽しむ。
言葉で言うだけなら簡単かもしれないが、知識として知っている方が知らないよりも何倍も変われる可能性が大きいのではないか。

最後に大事なことを言うと、変化によって何かを得るためには何かを手放さなければならないこともあることを理解すべきである。

例えば、痩せてカッコいいスタイルになりたい駿介くんがいたとする。
贅肉のない身体を得るためには、仕事帰りについ買ってしまうコンビニスイーツを手放さなければならないのである。どっちが自分にとって必要なことであるかは自己選択に委ねられる。

その自己選択こそが「自分の中のWhyを大事にしよう」である。


3. 追加戦士の法則で生まれ変わろう

追加戦士と変化の共通点について、皆さんはわかっただろうか。

結論から言うと、

どちらもはじめはストレスを感じるもの。しかし変化の本質を理解し、寄り添うことで次第に強大なパワーを生むことができるのである。

自分も以前は「ネガティブな思考をポジティブに変えたい」という想いがあった。

365日24時間スマイル計画

見覚えのある人もいるかもしれない。これは僕のLINEの一言である。大学1年性の頃から今日まで固定し続けているものである。
このようにまずは形からポジティブになろうとした。その後も何かあるたびに「自分ってついているな」「今日はラッキーだ」と意識を変換させることを続けた。

その甲斐もあり、今は自分自身のことをハッピーポジティブ野郎と思って生活している。

え?どこかのOっちーみたいだって?

何を言っている。僕がブエンに入ったきっかけはこの人なんだ仕方ないだろう。

変わりたいのに変われなかった経験のある皆さん、この記事を読んで少しの勇気と決意を持ってくれたら幸いです。自分なりのペースでゆっくり変わっていきましょう。

ぜひ皆さんが変わりたいことがあったら教えてください!一緒に頑張りましょう!


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