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写真撮影を許可する?しない?お客様のためには「どっち」がいいか。いや、「どっち」じゃない!

最近X(旧Twitter)ですし店のマナーについて話題になっている。最初はある女性が寿司店の店主に殴られそうになったと投稿したのがきっかけ。

でも、そうなるのに何か理由があるのでは?と女性側が店主を怒らせるほどマナーが悪かったし直さなかったのではないかと言われている。

その投稿に関連して、そういうマナーが悪いお客さんに来てもらわないために「写真撮影禁止」にしたらどうかという意見も出てきた。

マナーの悪いお客さんは「顕示欲」が強く、写真を撮れないとなるとその欲が満たせないため対策になるよ、ということのようだ。

せっかく美味しい料理を作ったのに写真だけ撮って、ほぼ食べずに帰るとかそういう話もよく聞くので、効果的ではあるのだろうな、と思う。

でもその一方、私も食事に行った際には行ったことを写真に残して「思い出」として残したいという気持ちもある。迷惑にならない範囲でちょっと写真を撮りたいなと思う時が。

そういう一般のお客様まで排除してしまうのもどうなのだろうと。

写真撮影を許可するとお客様に思い出を残してもらうことができる。一方、写真撮影を許可しないとお店の雰囲気を守ることができる。

いったいお店はどちらを選択するべきなのだろうか?
お店の値段などからどちらにするか考えるべき!そういう意見もあるだろう。でもちょっと待って。本当に二者択一だろうか?

写真の撮影を許可するかしないか、その二択しかないのだろうか??

こういう二者択一の問題に見える時、この問題を解決できる強力なツールがある。クラウドというのがそれだ。

クラウドとは、対立している二つの事柄も何かそれぞれの目的を達成するために行っていると考える。そして大きく考えればそれぞれも共通目的があると考える。

その共通目的を満たす手段が対立しているだけ
と考えるのだ。そのクラウドはこのように書く↓

そうすると結局目的は同じなので、他の解決策がないか、考えられる。
今回の件でいえば、写真の撮影を許可するのも、許可しないのも
お客様に気持ちよく食事してもらう
そういう共通目的があることに気が付く。

これを眺めていると対立する二つの方法以外に妙案が思い浮かばないだろうか。私は一つ思い浮かんだ。

店員さんが代わりに撮影することのみ許可する
(撮影のレギュレーションは守ったうえで)

こういう解決策が出るのでは。もっといいアイディアが思い浮かぶかもしれない。

対立は解消できる。対立していることなど沢山あるだろう。その時にこのクラウドを利用してみるといい。とてもパワフルなツールだよ。

最後まで読んでくれてありがとう!!
vol.2099


意思決定インストラクター
FSAコンサルティング株式会社 代表取締役 谷川俊太郎

まずは経理情報を経営の羅針盤情報に
そして経営をシンプルに考えられる理論
・佐藤義典先生の戦略BASiCS
・MG(マネジメントゲーム)
・TOC
この3つのシンプル経営理論を駆使し企業改革の後押しを行う「意思決定インストラクター」として福井で企業をお手伝い中!

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