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まちづくりからはじまるもの

初めまして、しゅんせいです。
私は抽象的な言葉だけど何かロマンを感じるものに惹かれる、何だかそんな人間なようです。

現在私は大学生時代から慣れ親しんだ千葉県松戸市を離れ、仙台市に引越しをしました。その理由としては、都内でふつふつとした感情を抱えながら生活していくよりも、心や暮らしが豊かになるよう地元近くで暮らすことを夢見た為です。

題名にある、まちづくりというものも、又抽象的な言葉でありながら、私にとって未来を感じる意味合いを含んでいるものな気がして、その為に何かをしていきたいという気持ちにさせたのかもしれません。

しかし現状では恐らく直接的関わりのある不動産業界、建設業界の方等、業界の実態を知っている方ほど、その言葉を綺麗事に聞こえる等否定的捉えられる傾向があるのかもしれません。またそれ以外の人からすれば何ができるのかがわからないという、思考からすっとそれていくような話になったりしがちかもしれません。

ただ、会社員としてふつふつとした生き方をしていた私からすると、
綺麗事を語れる余裕、他者と自信を持って接することのできる社会生活こそ、
豊かな人生を送れるのではないかと思うところがあります。

そんな知識もない初心者な私が、まちづくりが魅力的に思うわけを、外側にいたからこそ思ったことをお話しができたらなと思います。


偶然と不完全

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ライフスタイルは人それぞれで、より自由に選択できるようになりました。
細分化されたニーズでも買い物も娯楽も多くがオンラインで便利に完結してしまいます。

だからこそ所有や目的を達成する為に、外に買い物に出たり、出かけることは、ある意味コスパが悪いのです。

では何を楽しみに出かけるのかというと、偶然と不完全を楽しむことなのかなと思っています。

偶然何かが起きた時、ラッキーなことが起きたりすれば喜びは、予定調和では味わえない特別な意味を感じるものとなります。

そして逆に失敗したなと感じる時もありますが、それもある意味肯定的に捉えることができれば結果に縛られずに過程をただ楽しむことに集中でき、生き方として少し楽な気持ちになる気がします。


また、不完全なものを楽しむことも同様に、自分がどのようにそれに関わっていくか、コミュニケーションをとっていけるかを考える隙の様なもの与えてくれる気がします。
実際完璧に物事をやろうとすると私は遠慮してしまいがちになるので、ちょっと気軽に話ができたり、手伝えたりすることは大変魅力に感じます。


まちづくりは私の中で人と人のつながりを店、街、暮らしと全体に徐々に繋いでいくイメージです。
便利な世の中では、楽しさを感じる偶然不完全が削ぎ落とされていて、何と無く虚しさを感じることもあります。
つながり・コミュニティをどこで得るかは人それぞれ得る場所は変わると思いますが、私の場合は、仕事でもなく趣味、嗜好を超えて何か面白いことがしたいという風に考えた為、まちづくりに興味を持ちました。

協働・ボーダレスな関わり

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大学生の時、フィリップ・コトラーのマーケティング3.0を読んだ時、衝撃を受けたことを覚えています。(最近デジタルテクノロジーについて書いた5.0が出たようですが、まだ読んでません。読んでいる方は内容教えてください。)

その中で、協働マーケティングという言葉を知り、消費者を製品開発やコミュニティに参加させるという関わり方に理想的な関係性を感じました。

正直なところ日本の大企業小売の関わり方は実感として古い体制の中の脱却ができているという実感がわきません。しかし、小さな商店街など小さなエリアのコミュニティーにおいては、それが体感できることに面白さを感じます。

先にもお話した通り、自分が何かしらの関わりが出来ると思うと嬉しくなる気持ちがあると思っています。ただそれは、何か本来特別なスキルを持っているからとかそういうものではなく、思いやる気持ちがあれば可能性を潰さない関わり方をしていくことの方が多様な可能性があり面白いと考えております。

勿論特定のスキルのある方の方が関わり方は大きくなりますが、社会にとっての機能価値だけで形成されるまちづくりでは、やはり持続可能性のある営みができない可能性があります。

やはりそこに関わっていくことには、何者かになる必要性もなく、純粋に関わっていくことに喜びを感じて参加する意義があることだと思っております。

ライフスタイルのこれから

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現在私自身、これから何をしていくかはまだ模索中です。

ただ現在、ご縁があって次世代まちづくりスクールというところのゼミでTA(ティーチングアシスタント)として、地域のプロデューサーとして活動されている方、それを目標に取り組まれている方のサポートする役目をいただきました。

講師である、内山博文さんをはじめ、受講生のお話は私にとって、とても深く勉強になるお話が多く、大変有意義な時間を過ごせていることに感謝しております。

今まで前職で夢見たもの、それをきちんとエネルギーをして変換していくことが心の溝を埋めていくものであり、自分を捨てないことがキャリアチェンジには必要なことであると思います。

挑戦できること、それをこれからに続けます。

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