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何事にも順番がある、という処世術

最初に前置きしておきますと、今回も大学生向けに文章を綴ってみました。
口語や拙い表現も多いですが、そこもご愛嬌で楽しんで読んでもらえると嬉しいです。あえて目次もつけるのをやめてみました。

自分と同じように、「何かよくわからないけど将来に不安を感じている人」「どうしたら今の現状を変えられるのだろうと悩んでいる人」に読んでもらいたいです。

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突然ですが、最近ふと思うことがあります。


「...人生、長くね??」



今年の春大学を卒業して、先日23歳になって、就活でも自分のことをたくさん振り返って、「まぁ自分にしてはよく頑張ったんでないの?」なんて思ったりすることもあったのですが、

いざ、新卒1年目として社会を目の前にした時、途方もなく長い道のりが見えた気がしたのです。

もちろん、今後の社会人人生に期待もあります。今後自分の過ごす時間が見せてくれる景色にときめくことも多いでしょう。

しかし、この弱冠23歳の自分には「人生100年時代」というのはちょっぴり重たいというか。先は長いのになんか気持ちだけ焦ってしまい、「こんな長いマラソン走り切れるのかな」なんてネガティブになったり。


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そんなことを考えている時に出会ったのが、「7つの習慣」という(あえて言います)全人類のバイブル。これといった習慣が一つもなかった自分にとっては耳が痛いタイトル。ぶっちゃけ最初は渋々読みました(そもそも読書も苦手のポンコツ)。


しかし、これが面白いくらいに入り込める代物だったんですよ...


細かい内容はあっちゃんのYouTube大学や、自分も所属しているマーケロボの他のメンバーのnoteを見て確認してもらいたいのですが、この本の旅路から帰ってきた自分が思ったのは、


「何事にも順番があるな」

ということでした。



例えば(というよりは7つの習慣に書いてあること全部に通ずるのですが)、自分が特に好きだった一節をいくつかピックアップします。


▼「社会的に得た高い評価」は、周囲の期待に応えようとしたからではなく、本来の自分を素直に表現したからに他ならない。
(まずは自分を素直に表現するんやな。。。)

▼農場の法則(習慣は農業のように種まきから地道に積み上げるもの)
(確かに、農業も順番が大切やな。。。)

▼態度や行動を変えるには、土台となるパラダイムを変えなければならない。
(まさしく順番の話や!まずはモノの見方から変えなければ)

▼自分との約束を果たすことができて初めて、他者との約束を守ることができる。
(ぶっ刺さるわぁ。。。約束にも順番があるのか)

▼依存から自立、相互依存へ
(誰かと共創するにも、まずは自分が自立しなきゃいかんのね)

▼周りからどう見られているかが気にならなくなると、他者の考えや世界観、彼らとの関係を大切にできるようになる。
(はぁぁ耳が痛い。でも誰かを大切にする前にまず自分を大切にするんだ)

▼九九人の心をつかむ鍵を握っているのは、一人に対する接し方だ
(ザ・順番(?)。まずは目の前の一人から!)

▼人生とは短いろうそくではない。それは私に手渡され、私が今このときに掲げている松明のようなとのだ。
(儚くも尊い順番の連鎖。。。)

▼人は食べなければ生きてはいけないが、食べるために生きているわけではないのだ。
(順番を意識していないと、知らぬまに衣食住の欲に支配されてしまう)

たくさん並べてしまいましたが、要は「順番が大切!」ということを非常に教えられた気がしたのです。


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そう思うと、今自分が立っているところというのは、人生の、社会人としての「第一歩」であり、自分が憧れるような人たちも踏み締めてきたスタートラインなんだと感じることができました(自分なんかまだ靴紐むすんでる段階かもしれん)。決して飛び級なんてものはなく、しっかり、どっしり、順番という地面を踏んでいきながら人は成長する。


これまでは高い理想を掲げてそれを追いかけるのだけど、足元がおぼつかなくて結局たどり着けず焦ってもがいて溺れてしまう。そんな感じでした。

しかし、「7つの習慣」を通じて「何事にも順番がある」と気がついた自分は、前よりちょっとだけ気持ちが楽になった気がします。もちろん、先に進むためには一つ一つ原則を守りながら自分を、他者との関係を磨いていく必要があるのですが、「慌てる必要はない」と考えられるようになりました。


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(大学生時代開催したイベント。人が米粒のようです。)

きっとこれまでの自分はかなり恵まれていて、自分に不相応な、身に余るような経験をたくさんすることができました。その中で得るものも数え切れないほど多かったのですが、これらは例外。(良くも悪くも)たまたま自分の周りで世の中の原則から外れたすごいことがたくさん起きていただけ。もしかしたらこのタイミングで順番の重要性に気づくために神様が自分に機会を与えてくれていたのかもしれない。点が線になる、っていうアレですね。過去の経験も、今の経験も、いつか、自分の線になる。そう思うと今は「順番待ち」をしてれば良いんだ。


つらつらと書き殴ってみましたが、いかがだったでしょうか?
この「順番」というキーワードはある種の処世術にもなるのかなと感じました。イチローも言ってた気がしますけど、多分世間一般で言う成功する人はそれまで地道にコツコツ努力を続けた人。「順番」のイメージがあれば、慌てず、自分と向き合いながら淡々と努力をし続けて、きっと自分の順番が来たら自分の見たかった景色が見れる。そんな気がします。

少しでも今回の話に共感することができた方がいれば、順番待ちをしながら、これからも一緒に楽しく頑張りましょう。






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