イギリス3日目@ロンドン
今日は朝から晴れている。
イギリスは基本的に曇りか雨だと聞いていたし、実際に1日目、2日目ともに基本的にはそうだったので、この朝から晴れている感じが異常に気持ちよく感じた。
ちなみに、あるホームページによるとロンドンの天気はこのように言われている。
ちなみに、自分がいった3月のロンドンは60%を超える確率で曇りであると言われているので、朝から晴れるのは割と珍しいのだ。
今日の予定としては、この旅のテーマでもある
「イギリスにおけるスポーツ文化を身をもって体感すること」
「スポーツ以外の文化も体感すること」
を遂行するため、様々なスポーツの聖地ともよばれる場所を回った後に、夜はレ・ミゼラブルの舞台を見にいく。
いつも通り、タワーブリッジを散歩がてら渡り、London Bridge Stationに到着。目的地のWembley Stadiumは、UndergroundのJolibe Lineで一本で行けたので、最寄のTower Hill Stationではなく、この駅まで歩いてきたのである。
そして、駅につき、ホームに向かおうとすると、なんとホームがシャッターで閉められている。まさかと思い、シャッターの向こう側をのぞいてみると、、、
「ストライキのため、駅はクローズしてます」と。
ロンドンに来る前に、なにかしらの動画でストライキで電車が使えなくなることがけっこうあるということは見たことがあったが、まさか自分の滞在期間、そして、それなりに遠くに地下鉄を使って行こうとしている時に、こうなるとは。。。やはりこの旅では、なんか、持っている。。笑
シャッターの前で、地下鉄に乗ろうとしていた自分と同じような人たちが混乱して駅員に助けを求めていたので、自分も同じように助けを求めると、鉄道とバスを使った行き方を親切に教えてくれた。たぶん、日常茶飯事だから、慣れているのだろう。
ちなみに、あるサイトによると、ロンドンにおいてストライキで地下鉄が使えなくなる頻度は、数ヶ月に一回らしいので、その一回をしっかり自分の滞在期間で引き当てたみたいだ。あーもってる笑
そうして、駅員に案内された通り、まずは地上の電車を使って、Hendonという駅に向かった。
そして、Hendonからバスに乗ってWembley Stadium最寄のバス停へと向かった。無事、Wembley Park近くのバス停につき、そこから徒歩でスタジアム向かった(徒歩10分くらい)。
今日のWembley Stadiumはイベントも何もないので、Stadiumに向かう様々なお店が立ち並ぶ道はさすがに閑散としていた。
そして、ついにフットボールの聖地、Wembley Stadiumに到着。ここは、主にサッカーイングランド代表の公式戦、あるいはFA主催のクラブチームの公式戦であるFAカップなどが行われる。また、音楽のコンサートやサッカー以外のスポーツ大会の会場としても使用される。
一通りスタジアム周辺を散策しなんとなく満足したが、やはり中に入ってみたくなり、スタジアムの中のスタッフに話しかけてみると、ツアーに参加してみたらいいよ!と勧められる。少し迷ったが、せっかく来たし、学割でけっこう安くなる(たしか18£くらいだった気がする)とのことだったので、急遽参加することに。
ツアーは、スタジアムの歴史に関する展示物をフリーで鑑賞→スタジアムの観客席に入る→取材エリアを見る→選手のロッカールームを見る→ピッチに入場って感じの流れで、素晴らしく貴重な体験ができ、急遽参加してよかったと思う。
フットボールの聖地としての歴史はもちろんであるが、コンサートに関する展示などもたくさんあり、スポーツと他の文化産業がスタジアム内でうまく融合している様子がみてとれたのが印象的だった。(というか、やはり、文化としてのスポーツが根付いているからこそ、そのような展示になるのはイギリスの感覚としては当たり前なんだろうなと思う。)
ツアーを終え、近くにLondon Designer Outletというアウトレットモールがあったので、そこに少し寄ってから、またロンドンの中心街の方にバスで戻ることに。
そして、次はクリケットの聖地と言われるローズ・クリケット・グラウンドに行った。ここは現存する最古のクリケットクラブといわれるメリルボーン・クリケット・クラブが所有しているクリケット場で、イングランド=ウェールズクリケット評議会、欧州クリケット評議会の本部として機能されているため『クリケットの聖地』と呼ばれている。
特に中に入ったりすることはできず、本当に”見ただけ”だったが、初めてクリケット場を見たので、とても新鮮だった。日本ではあまり馴染み無いスポーツのクリケットだが、英国、オーストラリア、インド、南アフリカ、西インド諸島などの英連邦諸国を中心に大人気で、世界の競技人口はサッカーに次いで第2位といわれている。
本当はラグビーの聖地とも言われる、トゥイッケナム・スタジアムにもいきたかったのだが、時間とアクセスの関係上、諦めることに。
そうして、遅めの昼飯をタコベルで済ませ(Mealが割と安いし、ジュースが飲み放題だし、電源があったのですごく助かった)、次は映画ハリーポッターの舞台で有名なキングスクロス駅に向かうことに。しかし、なんと、駅構内のハリポタスペースは午後5時に閉まるらしく、、5時過ぎくらいについたので、特になにもみることはできなかった。残念。
そして、そんなこんなで19:30開演のレ・ミゼの舞台まで時間があったので、オックスフォードストリートや中華街を散策し、時間を潰した。
そして、やっと楽しみにしていた舞台の時間に。
本場のレ・ミゼラブルをみての感想としては、率直に役者の演技力がやはり本場だけあってすごかったし、なによりも受け手である観客の在り方がとても素晴らしいと感じた。劇中でも感情に対して正直でそれをナチュラルに示す。場面ごとにフーッといいながら拍手を送ったり、めっちゃ笑う。となりのおっさんの笑い方は真似したくなるような笑い方だった。ショー自体は一部は映画通りで分かりやすかったが、二部は若干違う部分があった気がする。
いずれせよ総じて素晴らしかったので、レミゼラブルの英語の歌を覚えようと思う。←まだできてない
てな感じで、文化芸術で盛りだくさんの3日目が終了した。
1日でたくさんの場所を回って疲れていたので、帰ってから、昨日買った盛りだくさんのフルーツを食べまくろうと、楽しみにしながらホステルに帰ったら、そのフルーツがすべて食べられていたのもいい思い出である。疲れてたので、まじで泣きそうになったけど。
イギリスにおける文化としてのスポーツ・芸術に触れることができた貴重な1日となった。この日に感じた感覚は、これからも忘れないようにしていきたい。
それでは。
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