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荷重に伴い筋肉はどうはたらくの?

はじめに

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上記姿勢で一側下肢へ体重を20、40、60、80、100%と順にかけていき、筋肉がどう働くかという研究。

中殿筋

荷重量増加に伴い段階的に筋活動は増加。60%荷重時特に有意にはたらく。


大殿筋上部繊維

荷重量増加に伴い段階的に筋活動は増加。80%荷重時特に有意にはたらく。


中殿筋、大殿筋上部繊維の活動はTSwの終わりから始まり、ICの後に急激に活動を増強し、MStを通してその活動は維持される。



大腿筋膜張筋

荷重量増加に伴った筋活動は見られず。100%荷重時のみ有意にはたらく。

歩行では股関節伸展の動きが出てくるMSt以降に重要となる。


内転筋

荷重量増加による筋活動の変化は無し。


参考文献 一側下肢への荷重量変化に伴う股関節周囲筋の筋活動量変化 兵頭甲子太郎 理学療法科学 23(5) 2008

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