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歩行周期とポイント 簡単なメモ

倒立振子運動

歩行を効率化。ロッカー機能も倒立振子のためにある。脳卒中の歩行では崩壊している。


倒立振子運動の成功条件

①初速が速い

速度が遅いと重心が昇りきらない


②歩幅が大きい

歩行中重心は3~4㎝落下する。

重心の落下が大きいと歩行速度が速くなる。倒立振子の前進速度に有利なため結果的に倒立振子に有利となる。

つまりのところ、速く、歩幅を大きく、踵からついて歩ければよい


遊脚振子運動

大腿部と下腿部の動きのタイミングの違う二軸振子。

大腿部を前方に移動させるそくどが得られると、反対側に体重を移しながら膝屈曲が生じる。

つまり、遊脚の膝屈曲はハムストリングスの求心性収縮ではなく、大腿と下腿の速度差により生じる。

大腿だけを前に出す速度を意識した運動、前額面のスムーズな重心移動が重要である。


踵接地ができない理由

麻痺側

単純に足背屈ができない

・皮質脊髄路の損傷

・下腿三頭筋の短縮


非麻痺側

・非麻痺側での立脚中期が確立できない

重心移動量不足



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