日記

あの日の記憶が胸を刺す
ありふれた友情の記憶
僕はもう元に戻れない
自らも己に刃を向けた
滅多刺しの傷から
猜疑と欺瞞に冒されて
もう濁った目でしか
見つめることができない
常に狂った未来と妄想が
心を支配し誘導し
友との関係はもはや
穢れたものになった
それでもどうにか浄化して
元にとまでは言わずとも
くだらん話もできないか
希う自分がいてしまう
その事に安心と冷笑を
同時に覚えてしまう
あぁ
僕はやっぱり真面じゃない
懐古主義者の末路
狂い続けるしか道がない

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