Sky Colour Love

有限の理(り)を狂わすように
二文字の言葉を言わないままで
曖昧な夢 君には見せよう
触れる感覚に浮かされて

風景の中 溶け込む身体
刹那の風が貫き通る
掻き消された言葉は君に
届かずとも心は受け止めて

いつか意味を問う この世界では
君の声だけ 谺(こだま)している

改変した世界の記憶
触れる重力に逆らうように
言葉を重ねる合間に君の
無限の火をまた受け止めて

日々の数ほど 息を吹いては
今のところは まだ行ける

永遠(とわ)に続く歌を歌おう
意味のない言葉を連ねて
空の彼方に心を放った
風の姿を見てわたしも駆けていく

永遠に響く歌を歌おう
君と愛言葉を連ねて
息の詰まる鼓動を離した
胸の奥の本当のわたしを見て…

ここにいるわたしの心
呼んだ言葉の空を駆け
時の波間に燈(あかり)を灯し
揺れた間隙の夢を見て

cf. 『清爽』
https://note.com/shunnightpilot/n/na7524912b5c5


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