おたるワイナリービール3種を厳寒の地から持ち帰り、暖かい部屋でいただく
旅先の地ビールはその土地で呑み、持ち帰らないことが多いのですが、12月に雪の小樽に行った時はさすがに厳寒の中で呑む気にはなれず、自分土産としました。
TVニュースでは
小樽市内にある北海道ワインの工場で製造しているビールで、旅の最終日に3種類セット(メルツェン、ヴァイツェン、へレス)箱入りを買いました。
「保冷剤を入れておきますが、もし今夜吞まないのなら、必ず冷蔵庫に入れてください ── 熱処理していない、生ですので、賞味期限は45日です」
帰宅後、厳寒の街を想いながら、暖かい部屋で1本ずついただきました。
赤ラベルのメルツェンは色は薄い褐色ですが、ペールエールほど苦みはなく、飲みやすい仕上げです。
ヴァイツェンは小麦が主原料のいわゆる白ビールですが、これも、例えばアメリカのWhite Beerに比べてはるかに飲みやすい。
へレスはピルスナーに似た色合いですが、やはり癖のない味わいでした。いずれも、日本人好みにしているのでしょう。
本格的なクラフトビールマニアには、ノーマルさがやや物足りないかもしれません。
もう少し旅の時間に余裕があれば、工場見学に足を伸ばせたのですが。
酒蔵見学もビール工場も、サンプルが呑めることだけが理由ではなくけっこう好きで、いつだったか、アサヒビールの工場見学に申し込んだことがあります。
「交通手段を教えてください」
電話で尋ねられたので、
「あ、大丈夫ですよ ── 自転車で行くので」
と答えると、
「自転車もダメです」
と(当然のことながら)きっぱり言われました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?