自分を愛せない朝
私も含め私が一緒に仕事をしたことのある興味深い性格の持ち主はみんな、
自分の居場所はここではないという違和感を抱えているから。
―――アン・ラモット(『ひとつずつ、書くことで人は癒やされる』)
▼▼▼自分のことが嫌いな朝▼▼▼
自分のことが嫌いな朝がある。
うまく自分と折り合えない夜に、
うまく自分と折り合えないまま眠りにつき、
息が苦しくなるような夢を見、
胸に何かが詰まったような気持ちで目が覚める。
身体は浮腫んでいて、
胸はモヤモヤで詰まっていて、
夢の内容は良く思い出せない。
でも、そんな朝は自分が好きになれない。
昨晩の自分との折り合いの悪さを引きずっている。
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