見出し画像

200円UPで買える「幸せ」は高いか? 安いか?

 先日、新宿へでかけた際に『博多風龍』でとんこつラーメンを食べたが…。

 よーく考えてみたら「180円足した930円でもっと幸せな味を買えるんじゃないか?」とも思った。

 ただ『博多風龍』は替え玉が2玉まで無料。
 上記の群馬県にある『博多一路』だと替え玉が150円(×2)だから、厳密には1230円かかってしまうので、一概に「180円プラスで!」とも言えないが…。
 それでも、ベースの料金というか。
 180円のお金をプラスすれば「極上のとんこつラーメン(のスープ)」が味わえる。

 『博多風龍』は、コロナの前は550円で食べられたのもあり「こんな激安でこんな満足度が高いなんて!」と感動したものだが、チェーン店なのに個人店並みの値段にしてしまうと…味のクオリティ(満足度)と値段のコスパを比較されてしまうのは…当然だよね。


 最近、そんなプラスαで買える食の幸せについてよく考えるようになった。

 例えば『日高屋』の「ピリ辛とんこつつけ麺」は640円。
 これを食べるなら、プラス210円出して「二郎系ラーメン」のお店に行った方が遥かに満足度が高い食事が出来るのではないか…と。

 今でこそ値上げしてしまったが、それでも850円で胃袋が大満足となる。
 その210円の差を…640円なりの満足度を『日高屋』は演出できているのかね?
 「PayPay(電子マネー)が使える!」ぐらいしかアドバンテージが無い気がしないでもない。


 こういう「プラスαで極上めし」なお店が近所にあるかどうかは完全に【運】である。
 それこそ、群馬県前橋市付近に住んでいれば『博多一路』を気軽に味わえるし…。
 三重県鈴鹿市付近に住んでいれば!

 激安&激ウマな『みさき屋』の焼肉で毎日仲間と乾杯が出来る。
 そんな通いたくなる(個人)店が近所にあるかどうか…なのではないかと。


 昔、秋元康さんのお弟子さんの放送作家が

「人生で食事できる回数は限られているんだから!」

 と言っていたのを聞いたことがある。
 つまり、ムダな飯(飯会)で腹を満たすのはもったいない…と。
 まぁ…これはお金があるから出来ることであって。

 このYouTuberさんのように、お金がなくて「毎食同じものを食べ続けるしかない」…という人生の選択肢を迫られるパターンもある。

 ただ、自分は自炊をほぼやらないので、どうせお金を払ってご飯を食べるならコスパのいい飯を食べたい…という気持ちがある。


 プラス200円前後で満足度の高い食事をするか?
 割り切って400円で『松屋』の「牛めし」を食べ続けるか?
 または…プラス100円で「麻婆めし」にするか?

 なんか、食事の度にそんなことをずっと考えている昨今…。
 これって”楽しい食事”になっているのか?(苦笑)
 そんなことを考えながら食べるご飯は、完全に生きるための「メシ」でしかない…。
 実にもったいない気がした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?