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深夜の完食図鑑・141食目 「特製もりそば」

 今回の長野遠征…何もスケジュールは知らされていなかった。
 ただ、このラーメンを食いに行くことだけは分かっていた。

 そして「信州WHITE」を食べ終わった後…。
 同行していた社長さんが言った。

「よし、『大勝軒』を食いに行く!」

「どこの!?」


 とりあえず、言われた場所をGoogleMapで調べてみたら…

 なんじゃ、このルートは!?
 東京から2時間かけて長野までやってきたけど、さらに奥地へ1時間半以上って!!
 まぁ、社長さんがどうしても食べたいんだから仕方ないよな…。
 車に同乗しつつ、ナビゲーション。
 途中、細かい分岐を間違えて、戻ったりするなどのタイムロスがあったり…。

 やっとたどり着いた店を見て一言!

隣にスキー場が

なんじゃ、ココは〜!?


 4月半ばだってのに、ゲレンデでスキーしとる場所やん!
 その隣にあるやん!
 スキー終わりの客、メチャクチャおるやん!

山ノ内大勝軒(外観)

 そんでもって、めっちゃ寒いやん!(苦笑)
 佐久市の気温はSiriで調べていったけど、ここの気温は想定外。
 ヒートテックを着ていて良かったが…。

 天井にレールのようなものがついている倉庫みたいな店内に入ると【暖簾】が!

山ノ内大勝軒

 で、ここにはスキー・スノボを楽しんで休憩中のお客さんがたくさん。
 そんな中、食事だけをしに来たストイックなおじさん2人って…(笑)。

メニュー

 何を食べようか迷ったが、俺は「一番オーソドックスなヤツでいきます!」と、「特製もりそば」を注文。
 他の団体客が先にいたので、ちょっと待つことに…。
 その間、色々と記念撮影タイム。

廃棄物を利用したテーブル
山岸さんをリスペクト
「こだわり」の書かれた垂れ幕が店内に

 で、ようやく(食券の番号を)呼ばれたのでセルフサービスで取りに行くと…出た!

特製もりそば(950円)

 思ったより少ない気がしたのは、観光地価格だろう…!?
 食べてみると、酸味のあるつけ汁に麺がマッチして「THE 大勝軒じゃ!」と思える一杯!
 酸味が効いていて最高だわ…。

フードロス削減!

 もちろん、食べ残すこともなく…ごちそうさまでした!

 と、ここで社長さん…。

「せっかく(ココまで)来たんだから、限定も食べてみますか!」

 と追加で「みそラーメン」を注文していた。
 しばらくして登場したのがコチラ。

みそラーメン(1100円)

 普通のビジュアルだが、『大勝軒』らしさってのは何かあるんだろうか?
 俺には分からないが、とりあえず食べさせてもらって最初に出た感想は…

「食べる順番を
間違えた!」

 だ。
 というのも、あまりにもつけ麺のスープが美味すぎるし濃すぎたしで、こちらの味噌の風味が感じられない舌になっていたのだ。
 無念ではあるが、仕方ない。


 ちなみに、後から知ったのだが…。
 この場所からほど近い場所で『ザ・鉄腕DASH』で雪玉を転がすロケをやってたみたいだ(苦笑)。

 「山ノ内町…」と名前が出てびっくりしたもん。

山ノ内大勝軒から3〜5kmぐらい?

 なんちゅー場所まで来てたんだ…と驚いたけど。


 この場所にお店をオープンさせた理由について…社長さん曰く、『大勝軒』の創業者の山岸一雄さんが生前に「生まれ故郷で店をやりたい」と言っていたようで、その意思を継いだ弟子が開店させたのだとか。
 (※記事もあった)

 にしても、山岸さんってこんな山奥で生まれ育ったんかな?
 もうちょっと町の方だったのでは?(苦笑)
 どうせ来たなら生家(の跡地)巡りとかしたかった気がした。




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