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解決したがる男、話を聞いてもらいたい女

 自分は…相談ごとをされると「なんとか解決したい!」という心理が働き、解決策を一生懸命考える。
 放送作家的な思考が働くのかも知れない。

「この問題を解決するアイデアとは?」

 という。

Aパターンはどう?
ダメならBパターンは?
だったらCパターンなんてのは無い?

 放送作家を続けているおかげで、こうしたアイデア出し(ブレーン・ストーミング)は苦にならない。


 ただ、相談相手が「女性」の場合は…。
 別に「解決策を求めて相談しているんじゃないパターン」があるなぁ…と。

「自分の中で答えは出ている。
 ただ話を聞いてもらいたいだけ」

 っていうね。

 カップルあるあるで…洋服選びで彼女が迷っている2つの候補を示し

「どっちが(私に)似合うと思う?」

 と男性に問いかける場面シーンがあると思うが。
 そもそも女性は、相談を持ちかけた段階ですでに自分なりの答えを出しているケースが多いらしい。
 だから、男性が「どっちでも似合うよ」とか曖昧な答えを返すと、女性が「私のことを真剣に考えてくれていない」という不満が蓄積するようで。
 謂わば「スーパー地雷原」な質問のわけだ。

 「幸い」…というか「不幸にも」…という、どちらの言い方が正しいのか分からないが。
 俺は若い頃に”そういうこと”でイラつかれた経験は無い。
 だから【答え方の正解】の空気が読めないまま、『IPPONグランプリ』の回答者ばりに全力で「ピンポーン!」のボタンを押しにいって回答する。


 だって、迷っている時に俺のアイデアが少しでも参考になって、これからの光明が見えるんだったら…幸せになれるからいいんじゃね?

 話すだけ話して

「あー、ぶちまけてスッキリした!」
変えるの面倒くさいので、不満だけど現状維持のままでいいや」

 という選択は、ど〜考えてもおかしい!!
 そんな着地点では、話を聞いた俺も時間を損した気分。

 なぜ、現状に不満があるならそれを乗り越えようとするアイデアを出そうとしないのか?

分かってはいる…。
でも、変えられない!

 という気持ちも分からなくはないが…。
 俺における「興味の無い漫画・雑誌を一度買い始めると止めるタイミングが分からない」という状態。
 せっかく創刊号から買い始めているんだから、止めるのはもったいない…という。
 ただ、それなら【サンクコスト】がかかるのは諦めましょうよ、という話だ。
 つまりは「愚痴るな!」ってこと。


 この前、相談…というか悩んでいる感じがした話は…

だんだんアラフォーに近づいている
同棲中の(働いていない)彼氏がいる←噂
転々虫(ジョブホッパー?)

 という現状の女性。
 飲み仲間の1人だ。

 俺はその女性に

自分の店を持てばいいのではないか?

人の店でアルバイトして、(どの飲食店でも)不満を抱えて辞めていくなら、自分の一国一城を作ればいいんじゃないか?

今の時代「大箱」「中箱」は難しいだろから…スナックみたいな「小箱」からスタートして…

Aさんのキャラだったら地元のオジサンたちから人気が出るよ!

 と言っている。

 というのも、元放送作家の知人でBarを経営している奴がいる。
 数年前に開店して…自粛などを乗り越えて、今も続いているみたいだ。
 (ガチ喧嘩している奴なので俺は店に行ったことは無いw)

 飲食は2年以内に50%の店が潰れるらしい。

 頭が特段にいいわけでもない…。
 ましてや経営の才能があったわけでもないソイツですら5年以上店を続けられる能力があるんだから、きっとAさんなら出来る!
 俺はガチで信じてそう言っているが「自分の店ねぇ…」と口がモゴモゴする感じ。

 何が彼女の「重し」になっているんだろうな…。
 お金(初期費用)ってのもあるかもしれないが、前出の作家の奴だって国庫かどこかから融資を受けてお店を出していたという話だ。
 そういう制度を利用すればいいんじゃないのかな?


 ちなみに、その時、一緒に同席していた飲み仲間の『シャチョーさん』は…

だったら”沖縄”行かない?
俺、沖縄でドローンスクール作りたいんだよ!
ダイビング&ドローンスクールの学校の講師になろうぜ!

 と誘っていた(笑)。
 ただ、都内からは離れたくないもよう。
 結局は明確な解決策を提示できず、モゴモゴするだけでサヨナラお開きになったのだが。


 俺の「部屋の断捨離問題」もそうだけど。
 執着心を捨てて身軽にならないと、次のステップには進めそうにないんだけどな…。

 自分なりの答えがあるなら教えて欲しかった。
 次は「Dプラン」を思いつくように頑張りますんで。




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