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深夜の完食図鑑・256食目 「イカの墨入りセピアソース」

 ちょっと前に『サイゼリヤ』の「イカ墨」がリニューアルされた。

旧「イカの墨入りスパゲッティ」
  ↓
新「イカの墨入りセピアソース」

 ”セピア”というと”一世風靡セピア”を真っ先に思い出す昭和世代ではあるが…(笑)。
 せっかくなので食べてみようか!

メニュー表も心なしかオシャレに?

 一応、メニューには

「お口周りが汚れにくいセピア色に仕上げました。」

 と味付けを変更した理由が書かれていた。
 魚介の旨味が楽しめるソースなら、色は何色でもいいや…と思いつつ。
 着皿!

イカの墨入りセピアソース (500円 )

 うむ〜。
 これが「セピア色」なのか?
 とりえず食べてみよう。

斜め上から見た皿

 ……見た目からくる気持ちの問題なのかな?
 以前より味が薄く感じるのだが。

 前のバージョンの方が味が濃くて美味しかった…ような気がする。
 イカ墨の使用量(含有量)の数値がデータとして知りたいわ。

フードロス削減!

 ごちそうさまでした。
 口の周りが汚れにくいとのことなので、やってみると…

拭いてみたら…

 結局、汚れにくいのかもしれないが50歩100歩やん。
 黒ずむものは黒ずむっていう…。
 だったら、以前の「イカ墨、食べました!」感のあるスパゲッティに戻して欲しいわ〜。


 で、この手法になんか既視感があるな…と思ったら、『松屋』が牛めしを値上げする際、よく使う言い訳に似ていた。

タレを改良しました!
(その分、値上げしました)

 といった【値上げ殺法】があるのだが。
 今回のイカ墨の”セピア”化はこれに通じるものを感じる。

 ソースにおけるイカ墨の使用量を抑えるため、「口が汚れにくい」とかいう言い訳を以て量を少なくした…と。

 そもそも、口が汚れても「美味しいものを食べたい!」と注文しているメニューなのに、味そのものを落としてしまっては元の木阿弥ではないのだろうか?
 なんか腑に落ちない新メニュー(リニューアル)だなぁ。




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