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有楽町のプラネタリウムにヨガみを感じた話:ヨガ駄話

コニカミノルタのプラネタリアTOKYOに行ってきました。

先日、有楽町マリオンのプラネタリアTOKYO ※1に行ってきました。
プログラムは、「To the GRAND UNIVERSE大宇宙へ music by 久石譲」※2
久石譲さん全曲書き下ろしの楽曲がプラネタリウムにコラボした贅沢なやつです。プラネタリア東京が開設された時から話題になっていましたね。

ヨガじゃん

プログラムが終わって、口をついて出た言葉は「ヨガじゃん…。」
でした…。ヨガ味が強い…。ほぼヨガでした…。

訳がわからないと思いますので、説明させてください。

瞑想の没入感に似ている。


プラネタリウムで感じたヨガ感…端的に言うなれば、
『プラネタリウムで味わう気持ち良さは、ヨガの瞑想で体験する没入感に似ている』ということです。

さらには、
『プラネタリウムは、手軽に瞑想状態を体験出来る仕掛けに満ちている』とも言えるでしょうか。

プラネタリウムのリラクゼーションが瞑想状態へ誘う

 プラネタリウムでは、ふかふかのソファに全身を預け、力が抜けている状態で横になります。これは「シャヴァーサナ:死体のポーズ」と呼ばれるヨガのポーズそのものです。シャヴァーサナは、ヨガのポーズの中でも最重要される事が多いポーズです。一般に、クラスの最後にクールダウン的に行うことが多いポーズとして有名です。全身の力を抜き、ただ横たわっているだけではありますが、大切な事は、その時、呼吸と内面の変化に意識を向け、自分の心と身体と向き合っているという事です。
シャヴァーサナについて詳しくはこちらのヨガジャーナルオンラインのページに書いてありますので、こちらをご参照ください。※3

 プラネタリウムでは、壮大な宇宙の映像を見ている訳ですが、自然と余計な考えは消えていきました。「うとうとしているなぁ…」とか、「リラックスしているなぁ…」とか、浮かぶのはせいぜいそのくらいで、なんとなく緩んだ身体に注目しながらプラネタリウムを満喫していました。こうした視覚的に集中出来る映像の力も没入感を生み出す一因なのだと思います。

 ヨガジャーナルにも書かれていますが、シャヴァーサナを深めるには「静かで、少し暗く、快適で、かつ安定している場所」が良いとされています。まさにプラネタリウムの環境そのものではありませんか…。こういった環境面からも、瞑想状態が深まっていったのかなと思います。

 一般的には、ヨガや瞑想ではコツを掴むのにある程度練習や継続した瞑想の習慣が必要です。没入感を味わえるほど瞑想を深めるのにはなかなか時間が掛かってしまうものです。ですが、プラネタリウムでは、そういった瞑想が深まった状態で味わうような没入感を比較的手軽に味わえるように思います。

ふかふかのソファに身を任せて身体がリラックスし、壮大な宇宙に様々な考え事を手放し、美しい星空に包まれていく内に瞑想状態に誘われていきます。

時間が歪む。

 そしてリラックスしていると、久石譲さんのミニマル系の音楽が時間感覚を歪め、意識を時間軸の外へ導いていきます。BGMがこのような似たようなフレーズを繰り返すような音楽であった事も瞑想状態が深まった一因であったように思います。今どれくらい時間が経ったのかが感覚的にわからなくなりました…。プログラムが終わって40分程経過している事に気づき、驚きました…。

 空間が歪む。

 視界いっぱいに広がる美しい星々に包まれ、宇宙に漂うような感覚に陥りました。ふわふわと浮いているような、映像の中に没入していくような感覚です。
 身体の感覚から離れて、宇宙と繋がっているような感覚といったらいいのでしょうか。ゆっくりと動いていく星空の映像に引き込まれていきます。
 ちなみに、映像に最大限に浸るには中央付近の席の方がベターかなと思います。

最高に気持ちよかった!

そんなこんなで、40分程のプログラムがあっという間に感じ、熟睡した後のようなスッキリとした感覚でプラネタリウムを後にしました。
思考を手放し、身体を委ね、時間も空間も曖昧になるような不思議な没入感。プラネタリウムでは、そんな瞑想状態に手軽に入っていく事ができます。

凄い…そしてとにかく気持ち良いです…。ぜひ皆様も一度お試しください。

コニカミノルタさん一緒に仕事しましょう。

 そしてふと思ったのですが、コニカミノルタさん一緒にお仕事しませんか…。

プラネタリウム×ヨガニードラという極上のリラクゼーションをお届けしたい。

ヨガニードラという寝たまま行うヨガのスタイルがあります。※4
ヨガジャーナルの用語集をそのまま引用しますが、ヨガニードラとは、

横になって寝ながら行うヨガ。指導者のガイドによって瞑想状態へ導かれ、ひとつひとつの体のパーツへの意識が高まる。意識のある状態で、深いリラクセーションを体験できる。伝統的なヨガニードラの教えによれば、ストレス症状を軽減する効果がある


とされています。寝たまま、声による誘導に従って出来るというこのヨガニードラ、プラネタリウムにめちゃくちゃ相性が良いではありませんか!!!

プラネタリウムそのものの没入感が、ヨガニードラという瞑想を深める手法によって更に深まっていく効果が狙えます。ヨガニードラ自体に馴染みのない方々でもプラネタリウムの場の力、映像によって自然と瞑想が深まっていくのではないでしょうか。このようにして、似た特性を持つプラネタリウムとヨガニードラを掛け合わせる事でさらなる相乗効果、極上のリラクゼーションを体験できると思うのです。

ヨガニードラの誘導を癒しボイスの声優さんにお願いしたい

ヨガニードラでは、指導者のガイドによって瞑想状態へ導いていきますが、ここでコニカミノルタのプラネタリウムプログラムでお馴染みの癒しボイスの声優さんに登場していただきたい…。声の力でも癒していく…なんて凄まじいヒーリング効果…


誰でも気軽に出来る瞑想体験

プラネタリウムのリラクゼーション効果を最大限に引き出すヨガニードラという音声だけで誘導し、寝たままできるヨガ。これらによって上記のような、ふわふわと星空に浸る瞑想状態となり、最高の癒しの時間を気軽に味わえるはずです…。需要ありそう…僕は是非味わってみたい…

プラネタリウム×ヨガニードラ、実現しないかなぁ…

注釈

※1プラネタリアTOKYO: https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariatokyo/
※2To the GRAND UNIVERSE大宇宙へ music by 久石譲 https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariatokyo/program/planetarium2/winter_18_2/
※3 シャヴァーサナとは何か-ヨガジャーナル https://yogajournal.jp/389
※4 ヨガニードラ https://yogajournal.jp/dictionary/117


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ShunIshikawa
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