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【ふせん会議術7】決めた対策が確実に実行されるコツ2つ!

 せっかく関係者が集まって、この対策を皆でやっていこう! と決めたのに、実行が遅々として進まない、と言った経験ありませんか?

 「ふせん会議術」では、2つのことをやるだけなんです。ぜひすぐ取り入れて下さい。 

 なので、この記事は無料でお届けします。

対策が実行されない理由

 みなさんがプロジェクトを推進する中で、関係者が集まり「次に何をする」ことを決めますよね。 それが実行されないのは、こんな理由があります

  • 💧何をやるかは決めても、「誰」「期日」を遠慮して決めずに終わる

  • 💧「誰」を、人の名前でなく、部門名にするなど、「誰かがやってくれるだろう」とたかをくくられることが多いです

  • 💧期日を5月中旬、などあいまいな日程にする。 結果、人によって、5/10だったり、5/20だったりする

  • 💧定期的に実行責任者が集まって進捗をチェックしない

  • 💧実行責任者でなく代理者が集まる

活動計画に盛り込むべき2つの鍵

  • ✅「次に何をする」ことを決めたら、必ず「誰が?」「何時までに?」を決める

    • 「誰」はかならず人の名前を入れる。 もし複数メンバーでその対策を実行するなら、そのグループの長(責任者)の名前を入れる

    • 期日は、必ず、年月日を入れる。 5月中旬、などあいまいな日程は人によって、5/10だったり、5/20だったりする

  • ✅1ヶ月単位で「進捗確認会議(フォローアップセッション)」をスケジュールする

    • 責任者と決められた人は全員出席する

活動計画の事例

 ふせん会議がうまく終わると、最後の成果物が下の「活動計画」です。

ふせん会議で作る「活動計画」の例

 この表を、列ごとの意味を説明します。

  • 解決策番号: 解決策の番号 (参考: 解決策は、S1~Sn の番号がついて、ふせんで示されています)

  • 実行計画番号: 左の「解決策番号」をどのように実行するか?番号。 活動計画はAction Planと言いますので、その頭文字をとって、Axxと番号づけします

  • 実行計画: 該当の解決策 (Sx) を具体的にどう対策し実行するかを全員で討議して決めます。 実行計画は、大きな「何をやる?」(What)と、その下に続く手順 (How?)など階層で表現することもあります

  • 責任者: かならず姓名を書く (下の表は「A 企画部長」となっているが、本来は「山田太郎さん」が適切です)

  • 期日: かならず、年月日で書く

上の赤枠をご覧いただくと、右に「責任者」と「期日」の列があります。 これが、活動計画の各項目が確実に実行される鍵なのです。

下の表では、「フォローアップセッション」と呼んでいますが、毎月1回進捗会議を開き、責任者の名前があがった人が集まることを意味しています。

ふせん会議全体の流れと「活動計画」の位置づけ

 「ふせん会議術」は、以下の流れを全て含んでいます。 活動計画は一番最後の締めくくりです。

  • 目標

  • 問題 : 目標を阻害する要因・悪い結果

  • 原因: 問題を引き起こした原因

  • 根 : 原因の中で、問題を引き起こさないための解決策が必要なもの

  • 解決策: 値を引き起こさないための対策

  • 活動計画: 誰がいつまでにどのように対策を実行し、解決する

 「活動改革」までの活動を知りたい方は、「ふせん会議」の全体を説明している、下記記事をご覧ください。 なお、「ふせん会議」に関する記事は10を超える予定なので、マガジンを作る予定です。

まとめ

 ふせん会議術の締めくくりとして大切な「活動計画」は、特別な知識は不要で、皆さん日常で実行されていると思います。

 活動計画が確実に実行されるためには、2つの✅をかならずいれることです。

  • ✅「次に何をする」ことを決めたら、必ず「誰が?」「何時までに?」をつける。

    • 「誰」はかならず人の名前を入れる。 もし複数メンバーでその対策を実行するなら、そのグループの長(責任者)の名前を入れる

    • 期日は、必ず、年月日を入れる。 5月中旬、などあいまいな日程は人によって、5/10だったり、5/20だったりする

  • 1ヶ月単位で「フォローアップセッション(会議)」をスケジュールする

    • 責任者と決められた人は全員出席する

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