ベルリン事情 ソウルフード編
Guten Tag!
4月に入り気温も暖かくなってきたベルリン。
先日ビザの更新を申請して、無事予定通り5月末に帰省が可能となりました!パチパチ
目的はそう、地元のお祭り!!
コロナの影響もありましたが、行けるのは実に6年ぶりだという驚愕事実。。。
そして今回はなんと友人の助けを借りて、
ベルリンソウルフードを地元の皆様にお届けします!!!!
前回紹介したDönerに次いで、ベルリン発祥の料理といえば。。。。
「Curry Wurst」
なんですかそれの声にお答えして今回はこのベルリンソウルフードを徹底解剖!!
1. Currywurst とは
カタカナで書くとカリーヴルスト。
カリーはそのままカリーで、ヴルストは日本語のソーセージという意味です。
成り立ちも諸説ある中で、有名なものは、第二次世界大戦後にベルリンで生まれたファストフードだということ。
1949年の夏に、Herta Heuwerというシャルロッテンブルクにあるインビス(ファストフードのスタンドのようなもの)のオーナーが、最初にこのカリーヴルストのソースを開発し、ソーセージにかけて提供したことが始まりだと言われています。
そこからベルリンではソウルフードとして親しまれるようになり、2009年にはベルリンにカリーヴルストの博物館がオープンしました。(現在は閉館しています。)
2.Currywurst の魅力
それはもちろんソーセージでしょう!
違うんです。
私が働いているラーメン屋さんではカレーヴルストラーメンとバライティに飛んだメニューがあります。
ドイツ人の友人は私に「これはケチャップは付いてくるの?」と質問しました。
もちろんラーメンにケチャップは入れないよというと彼は「じゃあだめだ」と回答しました。
彼は続けて、「ソーセージなんてだいたい味が一緒だから、カリーヴルストの味はケチャップで決まるんだ」
スーパーマーケットにもカリーヴルスト専用のケチャップが並ぶほど、数多くあるベルリンのインビスで差別化を図っているのはケチャップの存在でした。
(厳密に言うとケチャップではなく、「カリーヴルストソース」。)
3. いざ出陣! Curry36!
ベルリンで有名なカリーヴルストのお店と言うと
やはり、「curry36」というチェーン店が出てくるのではないでしょうか。
MehringdammというベルリンのNeukölln地区にある町の36番の建物の一階に店を構えるCurry36.
隣にはこれまたベルリンのソウルフードのケバブで有名な店があり、週末は人でごった返しています。
並んではいるが、提供スピードが早く待ち時間もそうそうに、相方のポメス(フライドポテト)と提供されてきました。
私が頼んだのはスタンダードの皮付きソーセージが2本とポメスのセット。
いよいよ6年住んで初のカリーヴルスト。。。
思っていたよりうまい!!!
ケチャップが苦手な私でも美味しく食べれるカレー味にあったソース、ドイツ人のソーセージを想う気持ちが反映された逸品でした。
ベルリンに来た方はぜひ試してみてください!
4.カリーヴルストが岩手に!?
今回の帰国はそう、地元の岩手県奥州市にてカリーヴルストのポップアップを行うために帰ります!地元のためにできることをずっと考えていたところ、地元の蔵を改装しカフェを営む同級生の力を借りで、
奥州市江刺に古くからある江刺甚句祭りにて、5月3日4日限定でカリーヴルストを販売いたします!
ただやるのは誰でもできる。。。
と言う考えもありましたので、SDGs、環境に配慮した持続可能な屋台を目指し、プラスチックのゴミを出さないように提供品に気を配り、
陶器の皿を使用することで、ゴミの削減を呼びかけるなど、環境保全先進国のドイツのメンタリティーを元にしたこれからの祭りのあり方を体現したいと思いました。
また、地産地消をモットーに、地元で生産されたものを中心に使うことで、自分の活動だけでなく、地域で活躍する方の紹介等も合わせて行っていく予定です。
たまたま、岩手に住んでいてとか、ちょうどその日に岩手に来ていてとか、この記事がそういう人に届いて、当日皆様にお会いできることを
楽しみにしております♪
今日のドイツ語
ぜひお越しの際はドイツ語でオーダーを!
Ein Currywurst, bitte!
(アイン カリーヴルスト、 ビッテ!)
カリーヴルスト一つください!
それでは今日はこの辺で、
チュース!!!
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