いわきFC、悔しい敗戦

11試合ぶりの黒星、2位との勝ち点差は1に

 サッカーのいわきFCは18日、ありがとうサービス.夢スタジアムで明治安田生命J3リーグの第25節を戦い、FC今治に0-1で敗れた。いわきの敗戦は6月26日に行われた第14節の松本山雅FC戦以来11試合ぶりで、勝ち点は54のまま。3試合ぶりの勝利を収めた今治は、勝ち点を44に伸ばした。3位の松本山雅が18日のガイナーレ鳥取戦を2-1で勝利し、勝ち点を53に積み上げたため、首位いわきとの勝ち点差は1に縮まった。いわきは次節、9月25日にホームのJヴィレッジスタジアムで、FC岐阜を迎える。

強風で流れつかめず、今治にシーズンダブル許す

 荒れ狂う風に悩まされた。風下に立った後半、いわきは自陣からのロングボールが風に押し戻され、相手陣内に攻め込むシーンをなかなか作れない。今治は50分に左サイドの中川から、インディオ、三門とつないだカウンターで先制点を挙げると、その後は190センチの安藤を中心に、体を張った守りで、いわきの攻撃を粘り強く跳ね返した。いわきは88分、右サイドの江川がクロスを上げ、遠くから飛び込んできた日高が決定機を迎えたものの、ダイレクトボレーはバーの上。後半はシュートを3本しか放てず、今治に零封された。今治には今季、2度の対戦でいずれも黒星を喫する「シーズンダブル」を献上。授業料は高くついたが、この3敗目を糧に成長し続けるしか、道はない。

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