放課後の教室で、、、

 大学三年。秋が来ないまま迎えた寒空を窓から見ながら、だべる。大学生は時間がある。時間はあるが有限で、何をしていても期限に追われながら生きている。レポート、就活、残りの大学生活、、、。何もかも有限だが、何もかもを無限と捉える人生の休憩地点に私は何をするべきだろうか。

 思いつきで何かを始められるのも今しかない。だからこそ、何も生産性のない時間が大学生にとっての一番有意義な時間なのかもしれない。無の時間。昨日見たユーチューブの話、最近の恋愛の話、共通の好きな歌をハモリパートとメインパートに分かれて歌う。こんな時間を噛み締めながら明日も生きていく。こんな日常はほとんどの人にとっては非日常で、日常とは何かということを考えている。

通っている大学


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