本の感想01 ブランドづくりの教科書
小さな会社を強くするブランドづくりの教科書
背景
オンラインサロン「田端塾」に入塾して、カヨリーナゼミの課題図書なので読んでみました。
0. 刺さった言葉と感想
・「ブランド」=「顧客の心の中に存在する、品質を超えたポジティブなイメージ」
・二位ではだめ二位の認知度は一位の10分の1になったりもする。下図のミスってます。認知度差85%でした。(私の引き算ミスです。)
→カテゴリを細分化してトップになる
NTT研究所の電話担当のドコモ開発経験ある人の中で1位
・というところで、カテゴリ別トップにはなれそうだが、
そこで買い手に何が提供できるかは今後の課題とさせていただきます。
以下は、本のほぼ引用が多いのですが、私の言葉で書いちゃっている部分も混じってしまっています。
1. ブランドの定義
・「ブランド」
=「顧客の心の中に存在する、品質を超えたポジティブなイメージ」
・ブランド名前を聞いてイメージが浮かぶもの。
〇〇らしさをつけて違和感がない物
例)京都:古風 ベンツ:金持ち
・同じ価格・同じ品質の際の購入判断基準。
例) ヘッドホンを買うときに
SANYOと SONYが同じ値段だったら迷わずSONY
ポイントがつくから楽天から買うとはまた別の感覚
2. ブランドのもつ力
・数量プレミアム:同じ値段だったらブランド力の強い方を選ばれる
・価格プレミアム:価格が高くても買ってくれる
・リピーター:2回目以降は他社と比較せず安心して買ってくれる
・口コミ:宣伝費用をかけなくても、知名度が上がっていく
ブランドの条件
・明確なコンセプト・感性に訴える
例) ディズニーランドは夢と魔法の国
・一貫性がある
コロコロ方針変えるとイメージが固まらない
例) マックがサラダバーガーを出すと???
夜マック肉二倍はマックらしい
3. ブランドの作り方
3.1 ブランドアイデンティティ(売り手側のポリシー)
・価値性:買い手に提供できる価値がある
・独自税:他と明確に違う
・共感性:「いいね」がもらえる
3.2. 感性・コトに訴える
・トマト購入にいくらまで払いますか? = 300円
・おいしさの感動にいくらまで払いますか? = 8000円
3.3. 機械的価値より情緒的価値
いい⇔悪い(パソコンのスペック等)
好き⇔嫌い(ジョブズ好き iPhoneカッコいい)
3.4. 二位ではだめ
カテゴリ絞ってもいいから1位になる
・日本で一番高い山は富士山では2番目は???
・日本最大のカルデラ湖があるのは →阿蘇山
3.5. トップになるために
・カテゴリを細分化してトップになる
3.6 ポジショニング 2軸で評価 P120
・価値:機能的⇔情緒的
・ターゲット:マス向け or マニア向け
→空いてる領域を開拓逆張り戦略
3.7 引き算のブランドづくり
・要素を書き出して絞って行けば良い。
・なんでも屋さんより、xx専門店の方がブランド価値高い
例)最近はやりの高級パン専門店とか
アップルは 生活家電もやってるパナソニックよりブランド力高い
・モナリザがあるからルーブルは知名度世界一。
3.8 特出していれば、欠点はあってもいい。
3.9 マーケティング
鉛を金ではなく、ダイヤの原石をダイヤに
まずはいい物を作らないと話にならん
3.10 買い手の物差しで考える
例:マックに来る人はそもそもヘルシー志向ではないので、
若い女性向けにサラダバーガー作ってもささらない。
もう一歩言って、売りて(仲卸等)が売りやすいとか、
工場で作りやすいとかもポイント
3.11 弱点も特徴ポジティブワードに
皮が固い → パキっと弾んだ歯ごたえ
3.12 口コミの条件
名前が覚えやすい、特徴を絞っている、オリジナル。
観客の声を聴く。
//Ankerのイメージと重なる さすがAnkerさん
https://www.recruit.co.jp/meet_recruit/2019/07/sc31.html
3.13 いちご関連のブログ記事の1位はいちご狩り
ただ食べるだけではなく、特別な体験をセットで
3.14 失敗するブランド
品質が悪い、戦略がない、共感できない、一貫しない
無関係な多角経営(なんでもや)
消費者の声を聴かない、値引き合戦
感性に訴えない。
頂いた投げ銭は新たなIoTデバイスの購入資金に使わせていただき、レビュー記事下記ます。