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ジェームズ・ガンがDCのトップになったことに思うこと

マーベルのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやDCのザ・スーサイド・スクワッドでお馴染みジェームズ・ガン。
彼がDCのトップになったということで、今回はそのことについて思うことを述べていきます。

報道内容

ジェームズ・ガンは、DCEU(DC・エクステンデッド・ユニバース)と呼ばれるDCの作品群の映画やドラマ、アニメを制作するDC・スタジオの新CEOに抜擢されました。
マーベルのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)を制作するマーベル・スタジオにおけるケビン・ファイギと同じ立ち位置と思えばイメージしやすいでしょう。
なお、彼の他に映画プロデューサーのピーター・サフランもCEOに抜擢されたようで、二人でDCEUをまとめる模様。

報道を見た最初の感想

では、この報道を見て最初にどう思ったのか。
率直な感想はジェームズ・ガンならうまくまとめてくれそうってところですね

MCUのインフィニティ・ウォーのときに、サノスがストーンを求めてアベンジャーズのヒーローを襲撃し、やばいやばいみたいな雰囲気の中、この作品の世界観を壊さずにしっかりガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの色を出していたと思います。ガンがインフィニティ・ウォーの監督を務めたわけではないですが、いろいろ助言していたと予想すると、DCでもそんな風にやってくれそうです。

また、ガーディアンズ・シリーズとスーサイド・スクワッドは共通してチーム作品。複数のキャラが主役級の作品において、それぞれのキャラクターに見せ場を持たせつつ、物語を1つにまとめるのが非常にうまいと思います。
この良さはジャスティス・リーグが再結成されたときにも活きそうです。

DCEU全体で見ても、作品間のつながりやそれぞれのキャラの立ち位置など、ケヴィン・ファイギのようにまとめてくれそう。
ファイギもMCUの前にX-MENシリーズに携わっていて、そのときのチーム作品がアベンジャーズに活きていると考えると、ガンにも期待が高まりますね。

ザック・スナイダーが作ったDCEUのダークな世界観はどうなっちゃうの?

個人的に気になったのは、これまでのDCEUで創り上げたザック・スナイダーのダークな世界観はどうなってしまうのか。ジャスティス・リーグ/ザック・スナイダー・カットの評価が高かっただけに、あの続きのジャスティス・リーグが見たいという方も多いはず。

ジェームズ・ガンが監督を務めるわけではありませんが、彼の色が各作品に反映されるとなると、スナイダー風の厳かな感じは消えると思います。
あくまでも予想ですが、ハンス・ジマーのBGMが際立つ作品にはならない気がしますね。

マン・オブ・スティールのサントラが大好きな筆者としては、あの雰囲気の中でこそ、ヘンリー・カヴィルのスーパーマンは活きると思っているので、再演が決まったヘンリーのスーパーマンはどうなっちゃうのと少し不安。

逆に、キャラクターがダークなバットマンはどんな雰囲気で描かれるかはわくわくしますね。

映画ジョーカーやザ・バットマン・シリーズは含まれない

ここで一つ抑えておきたいのが、2019年に大ヒットした映画ジョーカーと2022年公開のザ・バットマンはDCEUには含まれません。つまり、どちらの続編もジェームズ・ガンの管轄外であるということ。

前作から世界観が壊れたり、DCEUとのクロスオーバーが行われたりはしないので、一安心ってところでしょうかね。この2つは単体作品でこそ映えると思うので、ユニバース化しないのはいいかなと。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの3作目の後は?

今年のコミコンでガーディアンズのメンバーが一同に集まるのは3作目で最後と言われていました。今回のジェームズ・ガンの報道により、それが確定したといえますね。

彼が監督ではないガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはなんか違うと思うので、MCUに戻ってこない限りは4作目はないでしょう。
アベンジャーズ5と6を控えているMCUですが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがチームとして登場することはないように思います。
インフィニティ・ウォーのように登場することはないかと。
ただ、クイルやガモーラあたりは単体キャラとして出るかもしれませんね。


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