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【社会人留学】新卒1年で退職▶︎オランダCS学生になるまでの戦略(受験ガイド)

初めまして、"すん"です。
新卒は外資系IT企業でSEとして1年働いた後、一新発起し、海外大学に進学しました。現在オランダTwente大学Computer Scienceを学んでいます。
初めて海外大進学を意識したため情報がゼロの中、日本語の情報量が少ない海外大に挑戦するのは困難を極めました。
エージェントも使わず「確からしい」判断をするために試行錯誤したことで得た受験の極意をお伝えしたいと思います。
もしかして、これを読んでいるあなたは
・社会人生活の変化の無さにもやもやしている
・海外大進学を目指していたが情報収集で挫折した経験がある
・社会人だが将来、海外大進学を一つの選択肢として持ちたい

といった方なのではないでしょうか。
もしそうであれば、
「海外大進学における1つの最適解であるヨーロッパ留学をする方法」
について読み進めていってください。
ご購入していただいた方には筆者が実際に使っていた大学リサーチシートをプレゼントします!


なぜ「海外大学」なのか

A. ①卒業後の想定給与が高いからです。
金かい!と思った方もいると思いますが、実態はもう少し複雑です。
以下のグラフをご覧ください。

どれくらい日本の賃金が物価に対して上がっていないかを示すグラフ

出典:実質賃金指数の推移の国際比較(全国労働組合総連合)

日本の賃金と欧米諸国の賃金の差は年々増加しています。
同じ仕事をしているのに働いている場所によってこれだけの差が生まれているのは悲しくないですか?
僕は悲しいです。だから、海外大進学を選びました。
実際、在学中のTwente大学のCS学部卒業生の新卒給与の平均は700万円です。

もちろん、お金以外の理由もあります。

②新卒SEの限界を突破したかったからです。文系から新卒でSEの道を選んだ自分にとって会社でのプログラマーとしての成長幅に限界を感じていました。基礎がないから積み上げも小さいのです。ヨーロッパの質の高い教育を3年で修了できるのは個人的に大きなメリットでした。ビジネスやプログラミングは賃金にも結びつきやすいですしね。

③国際感覚を身につけたかったからです。帰国子女やハーフの友人を見ていて羨ましく思っていました。なぜなら、彼らは英語が堪能で専門性さえあれば日本以外で生きていく選択肢があるからです。また、文化的にも複数の国で生活した経験が長い彼らにとって順応しやすいのでしょう。英語を身につけて第二の故郷とも言える場所が世界のどこかに欲しかったのです。

海外大情報収集は困難そのもの

海外大進学の準備をし始めたのは、2021年10月です。2022年9月に大学に入学しているので1年足らずで受験を終えたことになります。
10月時点では、全く海外大に進学することなんて考えたこともありませんでした。すなわち、情報がゼロからのスタートでした。
困ったことは主に以下の3つです。

  • どこに情報がまとまっているかわからない

  • 何を基準に大学を決めたらいいかわからない

  • 大学ごとの情報を獲得する術がない

実践して実感したことは、この「海外大留学」の業界はまだまだ情報がまとまっておらず(ましてや日本語の情報は乏しい)、信頼度の高い情報を得るのは骨が折れるということです。

結局自分でやるしかない

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