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珈琲と謎解き小説

先月から書店で開催されている夏の新潮文庫の
フェアにハマってしまい、
文庫の小説を読み続けています。

その内容自体が面白いのもありますが、
フェア期間中は対象の文庫本を買うと貰える
ステンドグラスしおり全4種類を
集めるためでもあります。

そして、あわよくば#キュンタ、で
TwitterかInstagramにアップして
純金キュンタしおりが当たることを
期待してます。

既に4種類コンプリートし、Twitter(今はX)に投稿し続けているものの、
簡単には純金キュンタしおりをお目にかかれずにいます。あと1ヶ月あるため、もう一度4種類を
制覇し直そうと思っています。

とは言え、新潮文庫ばかりというのは面白くないなと思ってもいます。そこで、新潮社以外ので
面白そうなのを探してみたら、これを見つけました。

喫茶店タレーランの事件簿


宝島社の文庫本で10年ほど前からシリーズ化
されて、現在では8巻も登場しているようです。


書店の文庫コーナーで最初の第1巻を何回か
見かけてきました。
ですが、発売当初の10年ほど前は今ほど
コーヒーへの情熱は強くなかったから、
手にとって読む気になれませんでした。

それに、表紙のイラストがアニメ風で
可愛らしいために、中学生や高校生向けの
作品なのかと変な思い込みをしていたから、
手に取って試し読みするのに抵抗がありました💦


あらすじはこうです。

京都に住むコーヒー好きの青年が
とあるキッカケでヒロインの切間美星が務める
喫茶店に訪れて、彼女の淹れるコーヒーの味に
魅了されます。

美星はバリスタとして優れているだけでなく、
知性と洞察力も相当なものです。
その聡明さによって、青年に身の回りに起きる
事件の真相を解明してくれます。

前半は謎解きがメインの短編集のような
構成ですが、
後半は美星と青年、2人の関わる人の
心の深くに入り込むこともテーマになって
います。

なので、事件の展開と真相だけでなく、
登場人物はどう思い何を望み、
どうして欲しいのかを考えるようになります。



タレーランを読み終えて、久々に純喫茶の
雰囲気を感じたくなりました。
私が気に入っているお店でそれが叶うところは、堀口珈琲 世田谷店さんです。

木目調のシックな内装が私にとって
タレーランに近いと感じています。
注文したのはエチオピアのシティローストの
シングルオリジンにももパフェです。

エチオピアならではの華やかな香りに、
程よい酸味と苦味、アーシー感がありました。

ももパフェは、桃自体の自然な甘さと
バニラアイスのコク深い甘味に、
桃シャーベットの食感が合わさることで
夏にピッタリのパフェです😊

気に入っているお店で良質なコーヒーと
素敵なパフェを味わいながら、
タレーランを読み終えた後の余韻に浸って
いました。

第二巻を読み終えた時もカフェでその余韻を
好きなコーヒーと共に味わいたいです。

fin☺️

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