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主要クロステック一覧説明

現在注目を集めているクロステックベンチャー。今回は各クロステックの説明と具体的サービスの例を紹介していきたいと思います。ベンチャーへの転職を考えている方は必見です!!

今回紹介させていただくクロステックはこの7つになります。

・FinTech
・HRTech
・MedTech
・Edtech
・HealthcareTech
・Martech
・Foodtech


・Fintech とは


Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語であり、ファイナンス・テクノロジー(フィナンス・テクノロジーとも呼ばれる)の略。金融サービスとテクノロジーを連携させることによって業務効率、利益向上を図る取り組みのことを指します。
身の周りで使われているものですとコンビニでのスマホ決済などに当たります。

Fintechを利用したサービスの例
・経理サービス(確定申告や会計業務をAIを用いて効率化するサービス)
・家計簿アプリケーション(生活費用、口座残高などのグラフ化整理など)
・キャッシュレス決済(コンビニや飲食店でのスマホを用いたキャッシュレス決済など)
・AIによる資産運用(ロボアドバイザーによる分散投資アドバイス、自動買い付けなど)
・仮想通貨


Fintech企業例
・株式会社メタップス
・経営理念
テクノロジーで
お金と経済のあり方を変える
デジタル化が進み、時間や空間といった眼に見えない価値もデータとして認識できるようになり、人工知能やブロックチェーンといった新たな技術の誕生により経済のあり方も大きく変わろうとしています。私たちはこれらのテクノロジーを駆使し、世界中に埋もれている価値を有効活用することで、新しい経済を作ることを使命としています。

・事業内容
メタップスは、決済事業やブロックチェーン技術を活用したファイナンス事業、データ解析・広告のマーケティング事業、コマース・メディアのコンシューマ事業の3事業を展開している企業です。
もともと、アプリデータ解析を主としたマーケティングの会社としてスタートしました。日本、シンガポール、香港、台湾、韓国、中国、米国、英国の8拠点を中心として、様々な事業を手掛け、グローバルな成長を遂げてきました。
2015年にはマザーズ上場を果たし、昨年からはホールディングス体制となりました。安定した連続的成長をさせていく会社と、次々と新しい技術を事業化し成長フェーズにある会社に分け、革新的なサービスを創出していきます。

・ウェルスナビ株式会社
ウェルスナビとは?
資産運用の王道
「長期・積立・分散」をサポート
将来に備えるための資産運用において、世界の富裕層や機関投資家が実践しているのが「長期・積立・分散」です。
これは、世界中に分散して投資することでリスクを抑えながら、長期的な視点で、コツコツと積み立てていく資産運用です。
テクノロジーの力で、誰もが世界水準の資産運用をできるようにしたのが、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」。相場の動向に惑わされず、あなたの代わりに、すべて自動で資産運用を行います。


・HRTechとは


HRTechとは、人事や人材(Human Resources)と技術(Technology)を組み合わせた造語のことです。 人事領域と最先端のテクノロジーを連携させることによってこれまでは人間が行っていた一つ一つの作業をAIに委託することで人事領域における作業効率化とともにパフォーマンス向上を図る取り組みのことを指します。

・HRtechを利用したサービスの例
採用管理サービス(採用情報を一元的に管理し、業務の効率化を図る)
人材評価サービス(人材、社員の経歴、給与、等級をAIで管理し効率化を図る)
勤怠管理サービス(社員の勤務時間をデータ管理)
労務管理サービス(社員や会社の保険、給与のデータ管理)

HRtech企業例
・ウォンテッドリー株式会社
Wantedlyは「はたらく」を面白くするビジネスSNSです。 運命のチームや仕事に出会えたり、人脈の構築や管理、 ビジネスの情報収集に活用されています
給与や待遇だけでなく、やりがいや環境で求人者と求職者をマッチングする、新しいカタチのビジネスSNSです。Wantedlyを通じて自社をアピールすることによって、仕事を自己実現の場と捉える優秀な若手層へとリーチできる、今注目の採用広報ツール。
2012年のサービス開始以降順調にユーザー数を伸ばしており、2018年には135万人を突破。エンジニアを中心に、セールス、マーケティング、デザイナー等、IT人材が多く登録しています。ユーザーの年齢層は20~30代の若手が中心。学生も登録しており、新卒採用・インターン採用にも活用できます。

・株式会社カオナビ
カオナビは、顔写真が並ぶシンプルな画面から一元化された人材情報をクラウド上で簡単に管理できるプラットフォームサービスです。
社員の顔や名前・経験・評価・スキル・才能などの人材情報を一元管理することで、最適な人材配置や優秀人材の抜擢、俯瞰的視点からの人材戦略立案といった業務をサポートしており、あらゆる人材マネジメントの課題を解決し、企業の働き方改革を実現するHRテックとして、業種・業態を問わず1,000社以上の経営者や現場のマネジメント層から支持を受けています。


・株式会社グロービス
社会人向けMBAスクールとして高い知名度を誇るグロービスの各種講座を、定額かつ時間制限無しで視聴することが出来るサービスです。200コース以上が学び放題となり、幅広いビジネス知識を動画で学ぶことが可能となります。良質なビジネスナレッジを時間帯問わず学習できるという点と一つ一つの講座が3~7分程度にまとめられている点が特徴で、隙間時間の有効活用に最適であることから、多忙なビジネスマンにとってポピュラーな学習ツールとなりつつあります。シェアリング・エコノミーやフィンテック、ブロックチェーンやペイメントなど、最先端のビジネス用語について学ぶことも可能です。

・MedTechとは


MedTechは、Medical(医療)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、テクノロジーを医療に活用する取り組みを指します。近年ではMedTechを用いて、健康増進や人体状況の把握をデータで管理などの取り組みによる新たな医療サービスの展開が期待されており、将来的には非常に需要の高まるクロステックの一つであります。

・Medtechを利用したサービスの例
医療相談サービス(チャットを用いて状況に応じて、薬や病院の紹介を行う)
メンタルヘルスケアサービス(それぞれの患者に合わせた精神状況向上に向けた相談)
医師同士の情報共有サービス
人工知能による健康状態の解析

Medtech企業例
・メドメイン株式会社
メドメインは、世界中の医療従事者のパートナーとして、Deep Learningを用いた病理画像診断の解析システム「PidPort」や医学生向けクラウドサービスの
「Medteria」の開発・運営を行っています。超高精度で迅速な病理診断を可能にするソフトウェア。PidPortはAI技術の1つであるディープラーニングと独自の画像処理技術によってスピーディーで高精度な病理診断を実現してくれます。国内外の医療機関との連携の下、スーパーコンピューターによって開発されており、Webアプリケーション・デスクトップアプリケーションの形で活用することができる。


・株式会社リーバー
いつでもどこでも医師に相談できるアプリLEBERを提供している。
チャットボットで医師とコミュニケーションを取ることで症状に応じて、医療機関や市販薬を紹介してもらえることができる。また企業との連携を取ることで社員一人一人の健康状態を管理することが可能になる。


・Edtechとは


教育(Education)とテクノロジー(Technology)を融合させた造語。学習や教材にデジタル技術、テクノロジーを活用し、従来の教育のスタイルに変革をもたらすビジネス、サービス全般を指す。よく耳にする例ですとリクルート社の展開しているスタディサプリなどに当たります。

・Edtechを利用したサービスの例
オンライン講義、リモート授業(遠方の方や欠席者の補修など)
データによる教材(資源の節約、経費の削減につながる)
学習状況の管理

Edtech企業例
・スタディプラス株式会社
アプリ「スタディプラス」では、勉強の記録をつけてグラフとして可視化したり、サービス内で勉強仲間を作ってお互いに励まし合ったりすることで、挫折しがちな勉強を習慣化することができます。また教員側に対するサポートでは、在籍生徒の学習進ちょくと状況を定量データで把握分析することが可能になり、今まで以上に授業や面談の効果を向上させることが可能です。

・株式会社レアジョブ
「レアジョブ英会話」は、場所や時間を問わず気軽に利用できるオンライン英会話サービス。利用する教材やプランは、英語習得の目的やレベルに合わせて選択可能。第二言語として高い英語力を誇るフィリピン人講師が6,000名以上在籍し、お一人おひとりに最適な英語学習に寄り添います。


・HealthcareTechとは


HealthcareTechは、「Healthcare(ヘルスケア)」と「Technology」を融合させた造語になります。テクノロジーとヘルスケアを連携することで健康状態をAIで管理し、より健康的な体づくりを実現させることを目的にしている取り組みのことを指します。Medtechでは症状が発症したのちにサポートする形でありますが、HealthcareTechでは事前に防止することを目的にしているため、人類の総合的な健康状態に影響する取り組みです

・HealthcareTechを利用したサービスの例
食事内容や生活状況の分析(偏りのない生活アドバイス)
生活モデルの提案
精神疾患のある方へのサポート

Healthcaretech企業例
・Noom Japan株式会社
Noom(ヌーム)は、「テクノロジーで世界中の人々がより健康的な生活を送れるようサポートする」というミッションのもと、予防医療領域でテクノロジーを開発するNY発のスタートアップです。
Noomのアプリは全世界累計4500万DLを記録しており、なかでも主力アプリ「Noomコーチ」は、2014年には Googleベストアプリ に選ばれています。
ユーザーの記録に基づいて、毎日の減量プランを提案したり、食事へのフィードバックを行ったりしながら、これまでユーザーを平均-5kgの健康的な減量に導いています。
私たちのテクノロジーは医療・研究機関からも高い評価を得ており、NIH(アメリカ国立衛生研究所)から助成金を得て開発した摂食障害向けアプリをNY市内の病院に提供しています。
また米国の糖尿病予防認定プログラムとして、医療機関や保険会社にサービスを提供しています。


・Martechとは


Martechとは、マーケティング(Marketing)と技術(Technology)を掛け合わせた造語のことです。マーケティング活動に最新のテクノロジーを取り入れることで、より効果的なビジネスを展開できるようになります。販売履歴、消費者情報、顧客ルートなどをITを用いて管理し業務効率を上げるとともに、より効果的なデータ活用を可能にする。

・Martechを利用したサービスの例
広告や広報サービス(ユーザーの検索履歴に応じて、広告を対応させている)
チーム管理やプロジェクト管理
顧客関係管理(過去の購入履歴や購入ルートなど)
取引や営業活動管理

Martech企業例
・株式会社カカクコム
購買支援サイト「価格.com」パソコンや家電、通信費や保険など、様々なジャンルの商品やサービスの価格を比較したり、クチコミやトレンドなどを集約して提供。
また、国内にとどまらず、別ブランド「Priceprice.com」を、フィリピン、タイ、インドネシアの生活者に向けて展開しています。

レストラン検索・予約サイト「食べログ」
2005年3月開設のレストラン検索・予約サイト。好みがマッチする人のおすすめや多様な検索条件、独自の記事コンテンツなどから、ニーズや好みに合わせてお店を楽しく探せます。また24時間いつでも、スマートフォンなどからインターネット予約を完了できます。

・株式会社JTBパブリッシング
るるぶ&more.
『るるぶ&more.』は、「るるぶ」を“もっと”多くの人に、“もっと”身近に!という思いを込めて、日常に寄り添った情報をお届けする女性向けおでかけメディアです。おでかけ、旅情報はもちろん、毎日行きたいレストランやショップ、ライフスタイルなど、幅広いジャンルの記事展開。取材に基づいた、信頼性のある情報のみを配信しています。注目度の高いインフルエンサー「&mores」(アンドモアーズ)による連載記事も好評です。また、気になる記事や行きたい場所、行った場所を保存する機能を活用することで、スマホの中に自分だけのお気に入りリストができあがっていく、新感覚のメディアサービスです。
DMPのRtoaster(アールトースター)を活用することで、ユーザーの好みに合わせて会員登録促進やコンテンツのレコメンドを実現しました。

最後に

今回は主要クロステック7つを紹介させていただきました。クロステックは近年著しく成長してきた分野であるため、主にベンチャー企業が担当しております。そのため自分自身の力を試したい方には格好の場であると思います!!

弊社ではベンチャー転職も担当しておりますのでお気軽にご相談ください。

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