施工図・製作図確認 大切にしてること【vol165】
はい、施工管理見習いのしゅんです。
今日は施工管理であれば誰しもが行う・出来ないとならない、施工図・製作図の確認で大切なことについて書いてまいりたいと思います。
施工図・製作図のなによりも大切なことは正しく読み取り確認・検証して、現場の納まりに調整することです。そのために自分が大切にしていることが真実を書く
目次
1,施工図・製作図とは
2,真実を書く
3,真実を見抜けなかった自分の失敗
4,図面確認を通して最大のインプット・アウトプット
1,施工図・製作図とは
施工図、、、専門業者が施工するための図面 、建物の形状・寸法の共通の認識をとる
基礎図・躯体図▶型枠・鉄筋・設備スリーブ図
タイル割り▶ タイル屋
設備施工図▶ 設備施工図
平面詳細図▶ 軽量・設備・電気・木建
製作図、、、専門業者の製作するため図面、施工情報図面
※製作図を参考して上記の施工図を修正する
金属建具製作図 ▶ サッシ・ガラス
木製建具製作図 ▶木建、家具
住設図 ▶ユニットバス、キッチン
ALC 製作図 ▶ALC
鉄骨製作図 ▶ 鉄骨
施工図は施工するため、製作図は現場に入れる材料の製作寸法・施工情報がつまった図面です。現場で作業・施工する職人さんのすべての施工基準となる大切な図面です。
=施工図と製作図は現場の真実でないといけません。
2,真実を書く
施工図・製作図の確認において自分が大切にしていることは真実を施工図・製作図に確認・書いて修正すること。
あたりまえですが、施工図であれば符号・記号だけでなく、設計図の意匠の壁厚みを含めて各所1つ1つ確認・記載します。大切なことは整合性を確認すると共に図面を頭にいれることです。
そして、小さな違和感や分からないことは確実に解決・確認すること。
設計図の意匠図・構造図・平面詳細・詳細図が細かい寸法についてはあっていないことがある。人の仕事であり、それぞれの図面をそれぞれプロが書いているため全体での整合性は20%ぐらいはあわないと自分は思って図面を確認するようになります。
▢図面の確認は20%は間違っているとして見ること
※Nearに間違えること
▢真実を書くこと
具体的手法
・金属建具製作図・製作図等は仕上がり開口寸法だけでなく、取付高さ、含め実際の細かいおさまりまで書く
3,真実を書かない・見抜けなかった自分の失敗
真実を施工図・製作図面に書かなかった、自分の頭の中だけで辻褄をあわせていた時期
※これは単純に頭で辻褄合わせて承認してしまったり、施工図の修正が間に合わなかったCADが使えなかった時期
金属建具が取り付け高さを間違える
標準でないおさまりのところがおさまらない
自分の計算ミスで製作金物入らない
自分はこの失敗の時、さとりました。今までの自分の施工はたまたまうまくいっていただけであり、周りの協力業者さんのフォローによるものだと
これを悟ったのは、サッシや木建の種類がそれぞれ約50種類・各部屋のタイプが躯体開口も全フロア違い、内装デザインは同じだが毎回寸法が違う物件を担当したときでした。
落ち着いた環境で毎日少しずつ自分なりには確認したつもりでしたがなかなか失敗しました。この時に効率よい悪いべつに1箇所1箇所真実を書くようにするようにしました。
4,図面確認を通して最大のインプット・アウトプット
▢図面が圧倒的に頭に入る
▢図面チェックは現場を頭にいれるチャンスだと思ってより、真剣に取り組む
※図面の整合性を確認するとともに細かい納まりまで頭にいれるチャンス・機会
▢自分の違和感や難しいと思った、ことは業者に伝える・自分の施工確認重点項目
※図面上で自分達が難しい・間違えやすいと思ったは現場で作業しながら頭を使う職人さ
んも間違える危険性がある
▢真実を書くことでうまれた疑問・問題は速やかに設計に共有・相談する。
▢自分の感じた・問題・失敗・注意は記録すること
※失敗を繰り返さない・次回にいかす
よし、明日も頑張るぞー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?