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はたらく、って何をすることか

皆さんは、「はたらいて」いますか?

働く、ということってどういうことなのか、僕が大事にしている事を少しご紹介したいと思います。

辞書には皆さんのよく知ってる意味が書いてあります。
労働する、とか動く、とか。

でも、もう1つ意味があるんです。国語的に正しいかどうかは置いといて、そのもう1つの意味を知ると、ちょっとだけはたらき方が変わるのかもしれません。

結論から言うと、「はたらく」という言葉のもう1つの意味は、「周りの人のために仕事をする」ということです。

なんでそうなるんだよ、俺は自分と家族のために仕事してるんだよ、と思うかもしれませんが、この「はたらく」を分解していくとわかると思います。

「傍迷惑(はためいわく)」という言葉がありますよね。これは「まわりの人が迷惑すること」つまり「まわりの人(傍)」が迷惑すること、という意味です。

この「傍(はた)」という言葉を「働く(はたらく)」という言葉に当てはめたらどうなると思いますか?

そうです。もうおわかりですよね。
働く、というのは「はたらく」、つまり「はた(傍=周りの人)」を「らく(楽)」にする事だ、って読めませんか?

「はたらくと言うのは、周りの人を楽にすること」

こう考えると、自分のはたらき方を、果たして周りの人のためになっているのか?と見返すことで、新しいはたらき方が見えてくるんじゃないかな、と思っています。

リモートワークとか時短勤務とか副業とかパラレルキャリアとか、働き方改革に関連するキーワードはたくさんありますが、この「はたらく」本質を見失うと、得られるものが少なくなっていくんじゃないかな、と思っています。

なぜなら、人は一人で仕事は出来ないですし。
組織人ならまだしも、フリーランスだろうと個人事業主であろうと、商いには必ず相手がいます。

この相手を「傍」として捉えたとき、「果たして自分の仕事はこの相手を楽にしてあげられてるんだろうか?」と自分に質問してみてください。

B2CでもB2Bでも、社内組織が相手の総務や人事やIT部門であっても、全部共通する考え方かな、と思います。

なので僕の中での「はたらき方改革」って、テクニックや制度の世界じゃなくて、もうちょっと人間的なところが改革されないといけないんじゃないかな、と思っていたり。

ひとりひとりが、こういう考えで「はたらく」事を続けたら、もっと豊かになるんじゃないかな、と思います。

皆さんは、誰を楽にしていますか?

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