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100年前の日本人は最強だった⁉

最近は日本人アスリートの活躍も目覚ましいですが

日本人のフィジカルって弱いといわれること多いですよね?


ほんとうにそうなのか

今回は歴史から確認をしてみましょう!

え~⁉

と思うような事もでてくるかも(^^)/

雑学程度に楽しんでください!



話は明治時代に遡ります



1876年 エルヴィン・フォン・ベルツ(Erwin von Bälz)が来日します。

ベルツ

ドイツ帝国の医師で、明治時代に日本に招かれたお雇い外国人のひとり。

27年にわたって医学を教え、医学界の発展に尽くした人物です。


東京医学校(現在の東京大学医学部)の教師として働いていたのみならず

明治天皇や皇太子(後の大正天皇)の主治医(公式には、宮内省侍医)も

務めました。


彼の日記・文献には次のことが書かれています。


馬よりすごい日本人

車夫

ベルツは日光東照宮の観光を勧められ、ある日110kmの道のりを、

馬を6回乗り換えて14時間かけて行きました。

ところが2度目は車夫に依頼したところ、なんとその彼はたった一人で

馬より30分余分いかかっただけで東照宮に着いてしまったのでした。

普通に考えれば人間より馬の方が体力があるし格段に速いはずなのだが、

これではまるで逆である。




また昔の米俵の重さは60キロだったそうです。

米俵

この画像だと300kg・・・


この重さは女性でもだれでも運べるという規定の重さだったそうです。

それを女性が3つも運んでいたそうです。


この時点で弱いとは程遠いパフォーマンスですね


この体力はいったいどこから来るのだろうとベルツは日本人の体力について

調査を始めます。





当時の食事と日本人に合った食事


ベルツは驚いて車夫にその食事を確認したところ、

「玄米のおにぎりと梅干し、味噌大根の千切りと沢庵」という答えだった。

聞けば平素の食事も、米・麦・粟・ジャガイモなどの典型的な

低タンパク・低脂肪食。

和食



もちろん肉など食べない。彼からみれば相当の粗食だった。

そこでベルツはこの車夫にドイツの進んだ栄養学を適用すれば

きっとより一層の力が出るだろう、ついでながらその成果を

比較検証してみたいと、次のような実験を試みた。


22歳と25歳の車夫を2人雇い

1人に従来どおりのおにぎりの食事、

他の1人に肉の食事を摂らせて

毎日80kgの荷物を積み、40kmの道のりを走らせた。

然るところ肉料理を与えた車夫は疲労が次第に募って走れなくなり、

3日で「どうか普段の食事に戻してほしい」と懇願してきた。

そこで仕方なく元の食事に戻したところまた走れるようになった。

一方、おにぎりの方はそのまま3週間も走り続けることができた。

当時の人力車夫は一日に50km走るのは普通だったという。

ベルツの思惑は見事に外れたのだった。

彼はドイツの栄養学が日本人にはまったくあてはまらず、

日本人には日本食がよいという事を確信せざるをえなかった。
 




戦前より前江戸時代では肉は食べる習慣がなかったと言われています!

現在は食べ物の選択肢が沢山あり何がいいのかよくわかりませんね!

やはりその地域でとれる自然な食事がいいような気がしますね!







「日本は3000年負けたことがない国」とドイツヒトラーは言いました。

近代では日露戦争、日清戦争でも勝利し

「日本は世界最強」と書かれた文献まで残っていたといいます。


第2次世界大戦時、日本人の強さの秘訣が国独自の文化にある、

ということが諸外国で研究され始め、

その中でも食事に大変注目が集まりました。


敗戦後、パンやパスタなど諸外国の食材輸入を日本にかしたことは

ただの貿易目線のみのことなのでしょうか・・・

内面からの弱体化を測っていたとしてら恐ろしいですね。


ベルツは無条件で西洋文化を受け入れようとしている政府に対し、

こんな言葉を残しています。



「もしあちらのすべてを受けようというのなら、日本人よ、おさらばだ」



と。



西洋の食文化が日本にも根付いてきて、昔のように肉を受け付けない体では

なくなってきました。

むしろ肉をとることでタンパク質を摂取することが健康体に必要と

現在では言われています。


今回の記事を通して過去の文化を知るとともに

私自身食事を見直すきっかけにもしていこうと思います。


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