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【特に男子向け】子どもと週末何しよう?と思ったときのネタ集(アウトドア編)

子どもとの貴重な休日。皆さんはどのような過ごし方をされてますか?私は1年間の休日の内、100日くらいは子どもとどこかに出かけている、「家でじっとしていられない」タチの人です。年がら年中「今度は何して遊ぼうか?」を考え続けて生きています。

もう少し仕事の事考えろよって感じですが、創造的な仕事は遊びの中から生まれるものと信じ、逆に中途半端な過ごし方はしない、遊ぶなら全力で遊びます。子育てにおいても大人が一緒に全力で遊ぶことってポジティブな影響があると思っています。

いま長男が9歳で次男が6歳なのですが、これまでに私が9年間ストックしてきた子どもとの遊びネタの一部をここに記したいと思います。男子の子育てしか知らないので、あくまで男子目線。

それぞれについて詳しく書こうと思えばいくらでも書けるので、ひとまずこの記事をまとめとして追ってそれぞれを時間がある時に詳しく書いてみようと思っています。本記事はアウトドア編。シティ編も作ろうかと。

キャンプ

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キャンプ。C-A-M-P。何という甘美な響きなんでしょう。

無条件で子どもが喜びます。常日頃、都会でガチガチにルールで固められた遊びをしている子どもは「こんなに好き勝手遊んでいいのか!」という解放感を感じるんじゃないでしょうか。また、「水を確保する」「火を起こす」「食事をつくる」「寝床をつくる」といった、家にいると当たり前の暮らしのすべてがキャンプなら1からやれます。あの尾木ママも早期教育とかさせるくらいならキャンプに行くべしと語っています。(別に教育のためにキャンプに行く訳では無いですが)キャンプ道具を持っていなくても今はキャンプ場でレンタルが充実しています。未経験の方も手ぶらでぜひ!尚、うちの子のキャンプデビューは長男3歳、次男1歳。紙オムツをまるごと1パック携えてGOです。

遠出できる方へのおすすめは、無印良品が運営しているキャンプ場が個人的No.1。何気に20年も運営しているそうです。大自然の中にあり、施設も清潔で、オマケに地域の人が講師で料理を教えてくれたり、フィールドを散策したりといった体験プログラムが受けられて大人も子どもも大満足。

といいつつ、私は1泊2日で気楽に行って帰ってこられる千葉県のキャンプ場に行くことが大半です。ただ夏は暑すぎるので夏は避暑地に。

道具も無いし車も無い、という方、実は東京ど真ん中にもキャンプ場はあります。個人的には若洲のキャンプ場とかは十分アリではと。日帰りで焚き火だけしにいったこともあります。

キャンプはハマるとキャンプギア沼が深く、出費が青天井になるので要注意。うちは色々なものを買い漁ったあと、今は出来る限りシンプルなキャンプを楽しんでいます。


釣り(堀)

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釣りにはロマンがある。自分の力で生き物を捕まえることがどれだけ自分にたくましさと自信を与えてくれるんでしょうか。

といいつつここでご紹介するのは釣り堀。都内や東京近郊にも結構釣り堀はあります。釣り堀だと分かっていても実際に釣り竿に魚がかかったときは嬉しいものです。個人的なオススメはちょっと郊外にいったところにある釣り堀。ニジマスを釣って塩焼き、といったWILD感満載の体験が可能。

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子供が物足りなくなってきたら本格的な釣りデビューへ!←うちの子どもは今ココ

登山

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「なぜ、山にのぼるのか。そこに山があるからだ」

とはイギリスの伝説的登山家、ジョージ・マロリーの有名な言葉。

登山、おすすめです。東京近郊には登山道が整備され、子連れでも楽しめる山がたくさん。3歳くらいでやんちゃ坊主感が出てきたらぜひ山へ。はじめての登山はどメジャーですが高尾山がおすすめ。

めっちゃ混んでいますが、逆に考えると非常に安全。ルートが多様なので行きは頑張って登り、子どもが疲れちゃったら帰りはケーブルカーでらくらく下山、といった柔軟なコース設定が可能です。

山頂で手作りのお弁当を食べてもいいし、ガスバーナー持っていってカップラーメンを作るだけでも忘れられないごちそうに。茶屋で大人は冷えたビールを。

長男は2年低山を色々と登って足腰を鍛えたあとに2,000M級の山にチャレンジ。登頂した経験は何だか彼の自信になっている様です。

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磯遊び

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皆さん、「磯遊び」したことありますか?もし未経験なら人生損してます。

都心からも1時間程度でアクセスできる葉山・逗子には磯遊びに最適な岩場がたくさん。満ちていた潮が引くと、ヤドカリやカニといった海の生き物たちのワンダーランドが。足を保護するマリンシューズ、バケツ、網などを持っていきましょう。(現地でも調達可能)

うじゃうじゃいろんな生き物を捕れて、大人の方がテンション上がっちゃうかもしれません。

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潮見表をチェックして干潮時を狙ってGO。

ザリガニ釣り

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千葉のど田舎出身の私は小学校時代、川でザリガニ釣りに明け暮れていました。といった話を知人にすると「え?いつの時代の人ですか」と驚かれることに驚きます。男子は全員ザリガニ釣りをして大人になるものだと思ってました。ザリガニ釣りは田舎の遊び?いやそんなことは無いです。都心でも自宅付近に小川やちょっとした池がある方はチャンス。奴らの繁殖力を侮ってはいけない。よく見ると結構いる筈。

道具はいたってシンプル。たこ糸とスルメがあれば充分です。(リーチが遠いときは何らかの木の棒があるとGOOD)

子どもを緊張させるあの威圧的なフォルム。アイツを釣り上げた時の勝利感。ぜひ一度は体験して欲しいです。

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ガサガサ

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これもザリガニ釣り同様、同世代も知らない人多数。

魚取り用のタモ網で、川や水路に棲む生き物を捕まえる遊びです。網で隅へガサガサと追い込むことから遊びにこの名前がつけられています。

(適切な場所であれば)稚魚やエビ、カニ、ドジョウなどがめちゃくちゃ捕れます。親も子も時間を忘れます。

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ここ数年流行っている「池の水全部抜く」TV番組と同じ様な発見があります。(こんなに生き物がいるのか!と)

川や池の浅瀬、またご近所に田んぼがある方はその水路にて。(田んぼの場合は所有者に許可を得ましょう)捕まえたやつは一通り観察を楽しんだら元に返してあげるのが基本。生態系を大切にすることを教えてあげるのも大事。

セミの羽化観察

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これは完全に夏のアクティビティ(これをアクティビティと呼ぶのか謎)です。皆さん、セミをただ単にうっとおしい存在だと思っていませんか?Wikipediaによると、セミは

成虫期間は1-2週間ほどと言われていたが、これは成虫の飼育が困難ですぐ死んでしまうことからきた俗説で、野外では1ヶ月ほどとも言われている。 さらに、幼虫として地下生活する期間は3-17年(アブラゼミは6年)に達し、短命どころか昆虫類でも上位に入る寿命の長さをもつ。

だそうです。少なくとも3年、長いやつは何と17年(!)をかけて地中から出てきたまさに「奇跡」。

7月下旬〜8月初旬にかけて、夕方に公園にでかけ、木が根ざした地面、また木の幹をじーっと観察してみると羽化のために木に登らんとする幼虫にいとも簡単に出会えます。また、夜になってライトを持って木を再度観察すると羽化中のセミが。ママが許せば夕方見つけた幼虫を家に連れてきて、カーテンかどこかにくっつけてあげて観察するのがおすすめ

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セミの羽化は本当に神秘的。私は外で成虫のセミを見るだけであんなに小さかった子が...と一人感傷的になります。


カブトムシ・クワガタ探し

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「カブトムシは買ったら負け」が私の人生のポリシーです。カブトムシは買うものだ、みたいな子どもにはなって欲しくない。

採集スポットを公開しないのが業界暗黙のルールですがポイントは雑木林。東京でも里山が広がる町田方面など、少し郊外に出ればまだまだカブトムシ・クワガタに出会うことは十分に可能です。カブトムシは夜行性なので一番確率が高いのは夜。確率を上げたければバナナトラップを仕掛けるのも一手。(環境に配慮すること)子どもが小さければ、超早朝に行くのも手。あの、出会ったときのゾクゾク感。子どももきっと忘れないでしょう。

余談ですが私は子どもと「都会には本当にカブトムシはいないのか?」を検証すべく近くの公園にちょっとだけあったコナラの木にトラップを仕掛けて夜行ったら見事に見つけることができた経験が!最高の夏の自由研究に。

カヌー/カヤック

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この響きだけで冒険感があってワクワク。

近くの池のボートに乗るだけでもちょっとした冒険感を味わえますし、少し郊外に出て、湖でカヌーやカヤックを楽しむのもいい。東京でも奥多摩にある白丸湖などに行けばスクールがあって小さな子どもでも体験できるプログラムがあります。

冒険の数が少年を大人にする。長男は割と操れる様になりました。

ドングリ拾い

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たかがドングリ、されどドングリ。秋の風物詩です。

皆さんのご近所にどこかしらドングリが落ちるスポット(クヌギやコナラ)があるはず。秋になったら、大きいジップロックを子どもに持たせてドングリ拾いへ。いろいろな形のドングリを集めるのがまた楽しい。また、落ちているドングリには結構な確率で小さい穴が空いている筈。そして採ってきたドングリをそのまま放置しているとうじゃうじゃ幼虫が...(ママが青ざめるやつ)これはゾウムシの仕業。卵を生んでるんですね。幾つか育ててみるのもいいし、ドングリをちゃんと保存したかったら冷凍がおすすめ。冷凍で処理をしたら、色々と工作をエンジョイしましょう。ネイチャークラフトのとっかかりとしておすすめ。

氷上ワカサギ釣り

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冬はソリ遊び、スキーといった雪遊びに興じるのもいいし、個人的には氷上ワカサギ釣りを友人家族と楽しむのが恒例行事。例年行くのは無印良品キャンプ場のある群馬県嬬恋のバラギ湖。道具もレンタルでき、釣った魚をロッジで揚げてくれたりもしてこれがまたとっても美味しい。釣り自体はシンプルですが、これがまた非常に奥深い。大自然を満喫できる冬ならではの遊び方。

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待機時間を楽しむために子どもにはオヤツを、大人にはビールを。

<番外編>公園

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たぶん皆さんは公園の楽しみ方をまだまだ知らない。

時間をかけて郊外に行かなくとも自然体験は十分可能です。公園の際にある植生をまじまじと観察したことがありますか?実は様々な虫たちが逞しく生息しています。花や葉っぱの裏、根っこ付近、地面をじーっと観察してみてください。何らかのナゾの虫に出会える筈。100均で虫眼鏡を買って臨むと楽しさ倍増。数時間余裕で楽しく過ごせます。

以上、細かいものを出すとあと数十はありますが、こんなことを週末に予定しているうちにあっという間に一年が終わります。

ひとまず何らか皆さんのお子さんとの過ごし方の参考になれば嬉しいです。

スタートアップ/ビジネス開発といった自身の仕事について整理し書いてます。時々は子育てやローカルネタも。