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泳ぐの苦手な人間が市民プールに通う話

こんにちは、シュリです。

小学生の頃、市民プールで水泳教室があった時に、通わせてもらっていた。それくらいの水泳歴です。

あとは、小中高と公立の学校だったので水泳の授業があるくらい。それほど泳ぎに対して”得意”という認識は持っていません。むしろ、苦手。

そんな私が、ふと思いつきで市民プールに通い始めました。
いつまで続くかわからないですが(プール通いも、記事も)、ダイエット目的も兼ねて通いたいと思っているので、記録を書き記しておきます。


1年半前の辛い思い出

実は、1年半前にも本当に何年ぶりの水泳をしに市民プールへ行ったことがありました。その時も、知人に勧められて心意気では通い続けるつもりでした。

ただ、そのたった1回が本当に辛い思い出で・・・
言い訳ですが、それ以降続きませんでした。

辛い思い出、というのが、ひどい筋肉痛です。

(・・?)「そんなこと?」
と思いますよね。そうです、そんなことです。

その時は200m泳ぐだけでヘロヘロになって、翌日筋肉痛に襲われましたが、それは仕事に支障が出るほど。
なんと両腕が肩より上に上がらない、という情けない筋肉痛になってしまいました。

治るのに3日ほど。仕事中も「ごめんなさい、ひどい筋肉痛で・・・」と恥ずかしい言い訳を並べながら、なんとか乗り切ったのを覚えています。


筋肉痛対策:水中ウォーキングでのウォーミングアップ

そんな思い出が脳裏に焼きついた状態での、水泳再チャレンジ。
市民プール1回利用で700円以上もするなんて、世の中本当に値上げラッシュが止まらないですね・・・

前回の振り返りを活かして、まずは水中ウォーキングから開始しました。
地域のおじいさん・おばあさん(しかいないけど)に混じって、ぐるぐると。
無意識趣味の人間観察をしながら。

「あ〜この人たちはプール仲間なんだろうな」
「この人は一匹狼タイプ?というより、普通にプール利用しにきてるだけか」

ありがたいことに、普段聴いているKPOPの音楽がプール全体で流れていたので、気分も上場。いよいよ泳遊ゾーンへ。


想像の10倍しんどい、1本目

頭の中での泳ぎのイメージトレーニングは完璧。
スーッスーッと滑らかなフォームを想像しながら・・・1本目・・・

25m泳ぎ切っただけで、ゼェゼェいいます。はい。もちろん。
普段から体を動かす仕事をしているものの、水中となると息遣いも自由が効きませんし、何よりやっぱり息止めつつ体動かすのはしんどい!

「あ〜今日は300m泳げたら上出来かな」

そんなモチベーションで100mほど泳ぎました・・・


泳法指導禁止!の環境で救世主現る

私が利用したプールは泳法指導が禁止されています。(だいたいのプールがそうですよね?)
そのため泳遊ゾーンではみなさん黙々と泳いでおられます。

私も125m泳ぎ切って「そろそろ目標の半分か・・・」と、それでも肩を落としていると「お姉ちゃん・・・」と声が聞こえます。

「腕の動きは良い。足を、もっとこう、ピロピロ〜っと楽に。」

((おお・・・!おじいさん!ありがたいアドバイス・・・!だがしかし、泳法指導禁止のここでは、あくまで自然を装わなければ・・・!))と瞬時に頭を張り巡らせたシュリは

「・・・やってみます、ありがとうございます。ピロピロ〜ですね」

と、まるで情報密輸組織並みのコソコソ声で返事をしました。おじいさん、笑ってます。とりあえずやってみる。多分、やらないと終わらなさそうだったから。

「うんうん、ペースが早くなったね〜。ちょっと楽じゃない?」

と微笑むおじいさん。


何事も緩急が大切なのだな

確かに、さっきまで25m泳ぐだけでヘロヘロだったあのシュリが、全然息も上がらず体の疲労感も感じないんです。

感動。なるほど、力の入れ方か。昔習っていた空手と一緒だな、というより何事にも共通する”緩急”だな。なんて感動を覚えました。

それからなんと黙々と泳いで合計600mも泳げた事実!シュリにしてはすごい話です。

そこから水中ウォーキング20分でクールダウン。


シュリの1年半ぶり水泳が無事に終了しました。
緩急の付け方を教えてもらったから?なのか、翌日も苦い思い出のようなひどい筋肉痛に悩まされることなく・・・

水泳は体に良いとよく聞くので、これからも通い続けられればな〜なんて夢を見ながら。

またいつか市民プール小話ができる日がくると良いな。


それでは、また。

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