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大げさなくらいがちょどいいんだ。 表情、身振り・手振り2割増しで行こう!7/9イベント後記

【7/9(木)21時~無料】代々木八幡 Creator's Meetup #5 「コピーライターじゃなくても知っておきたい!阿部広太郎のオンラインでも心をつかむ超言葉術」が無事終了しました。

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「コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ #超言葉術

阿部広太郎さんに雑談(ゲストトーク)をお願いしたのは、この3月に発売された著書「コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ #超言葉術 」を読んだのがきっかけでした。昨年OACのアワード審査員を依頼していて面識があり、SNSでも繋がっていたのもあって、快く引き受けていただきました。

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挑戦する志を伝えたい

企画する人を世の中に増やしたい

「企画でメシを食っていく」志のもとご自身が担当されている講座「企画でメシ」「言葉の企画」がコロナ禍で延期に。なんとかオンラインで開催することになりましたが単なるオンライン講座への変更ではなく、挑戦する志を伝えたい、今は会えないけどこの先にリアルで会話をしたり食事をしたりする時間をつくりたいという想いを伝えたいと、「未来に待ち合わせをするための連続講座『言葉の企画2020』」として告知したところ、定員100名の募集が20数時間で埋まったそうです。伝わってますね。

100人分の招待状

世の中に一体感をつくりたい

これは以前SNSで拝見しててちょっとびっくりしたのですが、受講予定者に著書をと共に一人一人にお手紙を書いたというお話。オンラインやSNSで簡単に繋がれる時代、一対一を大切にすることこそが一体感をつくると感じていると。欠席者を出したくない、講座への期待が高まるよう、自らの思い込めて。100人分のお手紙、袋詰め、郵便局への持ち込み、発送作業など、どんだけ時間を費やしたのでしょうか。送り状にも書籍と書かずに「招待状」と記入。そりゃもらった人は感動しますよね。
受講者の熱量と阿部さんの想いが一体となった結果でしょうか、6/13日のオンライン初回は全員課題提出&全員出席だったそうです。

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言葉はこころのインフラ。伝える手段全てが言葉。

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2017年聴覚障害者の方がアテンドとして音のない世界を導いてくれるソーシャルエンターテイメント「ダイアログ・イン・サイレンス」のクリエーティブの仕事をされた時のお話。打ち合わせで「言葉を使わないってことですもんね」と何気なしに言ったとき、「阿部さん、手話も言葉ですよ」と言われ衝撃を受けたそうです。いかに自分の見えてる世界だけが自分の知ってる世界。自分の言葉に対する凝り固まった価値感に気づかされたと。
言葉とは何か?

心を種にして言葉になる。
心に思うことを、相手に伝える手段のすべて。

書き言葉。話し言葉。歌う言葉。
手の言葉。体の言葉。ダンスの言葉。
映像の言葉。写真の言葉。
言葉があることで私たちは繋がっている。

手話は言葉であり、手話もコピーにもなる。

そして出来上がった「ダイアログ・イン・サイレンス」聴覚障害者のアテンダント募集ポスター。URLも指文字で表現しています。コピー年間2018に掲載され、賞を採ったわけではないけど、自分なりに確かな手ごたえを感じたお仕事だったそうです。

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オンラインでも伝わる超言葉術とは?

最後に私からの問いについて。ひとことで言えば2割増しで行こう!です。
今働き方はリモートワークやテレワーク。隔たりの時代。オンラインは隔たりがあるからこそコミュニケーションは2割増し、はみだす、大げさ、うざいぐらいがちょうどよい。笑。感情も2割増して、トッピングして伝えてもいいくらいだと。!の使い方変えましょう。

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日常も笑顔2割増しで、新しい生活様式は、コミュニケーション2割増し生活様式だというのが結論でした。でも無理はしないように、したい無理だけしようと付け加えて、阿部さんからのお話はいったん終了しました。

ご近所のおススメ

冒頭で紹介したおススメアイテムは、ナタデクリスチアノのエッグタルトと365日のクロッカンショコラでした。どちらも手土産定番ですね。

朗読

全然朗読するつもりはなかったんですが、「詩のような文章」を伝えたくてつい自分で読んでしまいました。著者を前に読み上げるのもどうなんだろーと後から猛省しましたが、自分で気に入ってる部分でもあるので。以下引用しますので、共感されたり、いいなと思ったら本を購入してみてください。

どう受け取るかが自分らしさになる。
感動屋になるということは「聴す」ことの連続だ。
自分の素直な感情をちゃんと抱きしめてあげること。
そこから自分の色が生まれるし、温度のある言葉が生まれていく。
このことをずっと忘れずにいたい。 

167ページより ※「聴す」は「ゆるす」と読みます。
今こそ大切なのは、リアクションではなくアクションなんだ。
打席に呼ばれるのを待つだけではなく、打席は自分でつくってもいい。
今しなくはいけないのは、差別化ではなく本質化。
僕が仕事を通じて本当に実現したいことを改めて思い出した。
「世の中に一体感を作りたい」
この思いで広告の仕事に就き、言葉の仕事をしている。

252ページより

交流会

実は阿部さんの100人に手紙を送った件に対抗して(笑)、前日、当日交流会参加者にpeatixからメールを送りました。30人の定員は3日前に完売してしまうほどの人気でしたが、無料なのでドタキャンはある程でると予想しつつも、できれば30名+2名の32名全員出席でやりたいとの思いからでした。ただやっぱり当日のご都合などもあり、交流会参加者18名で21時50分過ぎにスタートしました。
阿部さんが全員と会いたいとの希望もあり、4~5人でのセッション3回と9人ずつ半分に分けたのを1回も計4回。終わったのは22時50分くらい。途中からはかなり盛り上がったようで、みなさんからも「楽しかった」とのお言葉を頂き、ほっとしております。残念ながら全員での記念撮影のキャプチャを記録し忘れてしまいましたので、美女に囲まれでれでれしてるセッションの写真を載せておきます。楽しさ伝わりますかね?

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申し込み&ページビュー

今回はpeatixのみで募集。阿部さんがツイートした7/4以降どんどん購入が増えていき、さすがフォロワー1.8万人の発信力は違うと感じました。特に50枚売れた時点で約100ページビュー。つまりページを見た人の半分が購入するいう信じられない光景を目の当たりにし、阿部さんの熱狂的なファンの存在が感じられました。ページビューに関しても、当日スタート前18時半時点で56%がTwitter経由です。私がなんどもfacebookで投稿してもまったく歯が立ちませんね。結局申し込みは175枚でしたがYouTubu Liveの参加者はMax130名くらいでしたね。直前や社内でURLも配布したので参加率70%くらいのイメージでしょうか。

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次回への申し送り

まだ未定ですが、次回開催のための備忘録として。
交流会は参加者プロフィールがわかった方が良いのでリストを用意する。
ブレイクアウトセッションは、1回目は4~5名。2回目以降慣れてくるから回を重ねるごと1名ずつ増やしていく。
写真は撮れたかどうか確認する。撮り直しが利くように。
モニターは2枚ではチャットコメントが追いきれない。質問を拾えない。

なんちゃってコミュニティマネージャーとして

イベント全体を俯瞰したときに、本の宣伝が多いなと感じた方がいるかもしれない。ただこのイベントは、ゲストも無料、参加者も無料、もちろん主催者も利益なしでやっている。当日1~2時間のイベントといっても主催者はゲスト探しや告知の仕込みなど、事前にかなりの時間を費やしている。ゲストも企画の理解やスライドの準備など、所属企業の業務もありながら時間を相当使っている。つまりお互いに何かメリットが無いと成立しでわけである。そこをテーマやコンセプトで可視化し、うまく噛み合うよう三方良しに設計するのがコミュニティマネージャーだと思っている。
今回で言うと阿部さんは少しでも本の宣伝をしたい、参加者は阿部さんの話が聴ける、話せる、オンラインコミュニケーションが上達するなどの期待、主催のtkoは新しいコミュニケーションを模索してるイメージを発信する、というところを達成できたかというのが評価のポイント。正直主催側の発信力でもう少し参加者を集めたかったところではある。

Tシャツ

イベント中は触れませんでしたが、当日来ていたTシャツはコロナ禍中、オンラインでクリエイティブを完結できるサービスをとcanaria徳田祐司さんの呼びかけに賛同したcanaria online design networkメンバーに送られたものです。私はまだ具体的な協力はできていませんが、当時立ちすくむクリエイティブ関係者を勇気づけようといち早く動いた徳田さんをリスペクト致します。​

収録映像:雑談(ゲストトーク)

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