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SNSはロングテール。狭い業界、狭いカテゴリーこそがブルーオーシャン! 7/29イベント後記

【7/29(水)21時~無料】 代々木八幡 Creator's Meetup #6  「noteプロデューサー/ブロガー徳力基彦さんに聞く、自分の名前で仕事がひろがる『普通』の人のためのSNS活用法」のイベントまとめになります。遅くなりました!

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自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書(8/7発売)

コロナ禍の営業活動に何か役に立つことが無いかなーと考えていた際、徳力基彦さん著書タイトルにある、「SNS」「仕事がひろがる」「普通の人」というワードが刺さり、少しでヒントがもらえればと思いお声がけさせていただきました。実は発売前で本を読まないのに著者をお呼びするという無礼な行動に出ましたが、リアルお友達でもないしマイナーなコミュニティに来ていただくには、いち早くお声がけすることでちょっと心が動くのではと思ったからでした。

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ネットは情報の何を変えたのか

情報に対する姿勢を逆転する必要がある

2003年以降情報は大爆発して、もう人間の脳みそで対処できるレベルではなくなってる。にもかかわらず、仕事のやり方はアナログ時代のまま。アナログ時代は情報は貴重なものだった。デジタル時代の情報は貴重なんだろうか?という問題意識を共有する必要がある。
ネット(情報大爆発)は情報との関わり方を一変させた。

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アウトプットファースト

ビジネスパーソンにとって重要なのは未来の情報を考えること。インターネット上に情報は散らばってるので、インプットよりは、アウトプットを重要視するのが重要。情報予測をする能力をつけるために情報発信を組み合わせる。

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情報に向き合う姿勢を変えよう

SNSやブログは「メモ」として始めよう

情報発信、メディアへ投稿するとなるとクオリティの高いものでなければいけないという既成概念がある。これを考えると誰も発信できない。
今から始める人におすすめするのは、メモとして始めること。メモでも書いておけば思わぬコミュニケーションが始まる。

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人は体験すれば忘れない

人は読んだことは10%しか覚えていられないが体験したことは90%は忘れない。自分で言ったり書いたりしたことは70%は忘れない。インプットで脳に覚えておける量は限界なので、覚えるのは書くべきである。
実はPCなどに書き留めたメモは後で見ないので、それをブログなどに書き留めておくと良い。

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仕事に役立てるためにSNSを使うイメージを持つ

ビジネスパーソンは誰か一人にでも読んでもらえれば価値がある。自分のために書いたメモだけれど、そのメモが誰かの役に立ったら、ビジネスとしては意味があること。まずは一人を思い浮かべてコミュニケーションしてみる。

自分もブログを持てば、ブログ上での議論に参加できる

WEB進化論を書かれた梅田望夫さんを相手にブログを書き始めたのがきっかけ。ブログはメディアとして書いてしまって2回ほどネタ切れで書けなくなったが、梅田さんが議論をふっかけてくれたおかげで続くようになった。
そして梅田さんのオフラインミーティングに参加した際に、価値観の転換があった。
となりに座った人が自分のブログを読んでくれてて、自分を認識していた。梅田さんも認識していた。リアルにあったことがない人と会話がスムーズにできる。フラットだと認識した瞬間だった。インターネット以前ではありえないことだと思った。

コミュニケーションの革命

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今は恵まれた時代。インターネット以前はプッシュのコミュニケーションしか存在しなかった。プッシュのコミュニケーションは相手を拘束する。みんなの時間を奪うので迷惑、嫌いになる。でもSNSは見なきゃいい、見たい人だけにみにくる。たまたま検索して見つけてくれる。インターネット以前ではありえないこと。
学生時代はSNSは個人が遊びで使うツールだと思っているので、社会人になると使わない。人事が使わせたくない。是非みんなでSNSを使って、それが当たり前の世の中にしてほしい。コロナフリーでコミュニケーションできるのに日本の大手企業はみんなSNS禁止にしている。こんなことでは日本はダメになる。SNSやブログでプルの「コミュニケーション」をしよう。

メディアのロングテール

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ビジネスパーソンならプルのコミュニケーションで何かのチャンスを得たりする方が、年棒へのインパクトは大きいはず。
今はロングテールでつながったので、誰かが見つけてくれる。インターネット以前はマスの知り合いがいない限り出ることはあり得なかった。今はヘッドとテールがつながったのでみんなにチャンスがある。でも発信しない限りチャンスはない。とりあえず誰かひとりのために発信してみよう。

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noteとかSNSに書いておけば、誰かが見つけてくれる。ビジネスと真剣に向き合っている人なら、同じ想いを持ってる、賛同してくれる人が絶対いる、出会えてないだけ。お互い探しあわなきゃダメ。これはプッシュのコミュニケーションでは無理。確率が悪すぎる。

ブログ=コピーロボット

ブログは自分のコピーロボット。今この瞬間もSNSで自分のコピーロボットが大活躍してくれている。残念ながら日本の大企業はSNS禁止のムードを出しているので、コピーロボットがいない。だれもコピーロボットを持っていない状態は危ないこと。ビームスのショップ店員はオンライン上にコピーロボットをたくさん持っていたおかげでコロナのダメージが少なかった。

プライベートネタとビジネスネタは分けるべき?

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まず就業規則を守るのは最重要。インフルエンサーは個人事業主や社長が多い。過激な発言はフォロワーは増えるが社長以外のビジネスパーソンがやるにはリスクが大きい。一サラリーマンがある会社の避難や本音を言ったりするのはおかしい。
オンラインはスーツを着たつもりでコミュニケーションするぐらいが良い。
匿名で書いても実名と繋がっちゃうリスクはある。逆に匿名でめちゃくちゃやる方が危ない。SNSもオフィシャルな場と思ってやるのが良い。
プライベートな話も同じ。会社やビジネスの関係者に見つけられる可能性はある。オフィシャル空間だと思えば、休日に会社の人と話す程度のわきまえは必要となる。会社の看板を背負ってるのであれば、インターネットが自由な発言の場ということは忘れて、オフィシャルな場だと理解して発信することが必要である。

業界の検索キーワードを意識する

徳力さんが良くやるのは、面白いサービス見つけたり、面白い情報発信をしてる人を見つけたら、それをタイトルに入れて発信することだそうだ。そういう人たちは常にリサーチしているし、必ず見つけてくれる。
例えば劇団ノーミーツが面白いと思ったら、仲良くなりたいから劇団ノーミーツに関わる記事を書きまくった。Peatixのイベントで劇団主催の方が登壇した際に質問を書いたら、徳力さんを既に認識していたということが起こりうる。エンタメ業界の方と関わりたいという想いからくるもので、映画カメラを止めるなの時の成功体験もある。

最後に

ビジネスでは狭い業界、狭いカテゴリーであればあるほどブルーオーシャン。発信していけば絶対勝てる。

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ご近所のおススメ

今回ご紹介したのは、プリンカフェ448さんです。テオブロマさんのプリン専門店として6月1日に代々木八幡駅前にオープンしました。私が好きなのはコーヒープリン。

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交流会

16名の参加でした。ビデオ無しの方もいたので、ブレイクアウトセッションを1回行い後は全員でお話。
今回もキャンセルが多数出ました。もう参加率50%と思った方が良いかもしれません。配信終了直前に追加申し込みを募りましたが、それも実際は無し。交流会に参加した方の満足度は高いのでこのまま続けたいのですが、んー、まだまだ試行錯誤は続きますねー。

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収録映像:雑談(ゲストトーク)


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