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プロデューサーは、いま全力で対応しなければ、この先はない。(1/2)

ここ2週間ばかり思うように仕事が処理できない。できると思っていた量、スピードが半分くらい。それに慣れるように組み立てるのがいいのかもしれないけど、そうではないと感じている。連休前からオンラインでいろんな方の話を聞く時間も持つようになったのも影響しているかも。コロナ前にPeatixで参加した多くのmeet-upのように。

その影響からかわからないが最近強く感じていることがある。今の状況に対応できなければ、この後も対応できないのではないかということ

アフターコロナとかwithコロナとか分析されてる方は、おおむね「コロナ前と全く同じ状況に戻ることはありない」という。ただどうだろう、自分も含め周りの同じ業界の人は、今年はしょうがないけどまたいつか戻るよね、と、戻る前提で今を乗り越えようとしていないか。焦らなくても大丈夫、今は動けないんだからしょうがない。ほんとにそうだろうか。

いま、うちの会社含め広告制作業界は経験したことのない不況に追い込まれている。でも「経験したことのない」ってここ何年か多くないか。
自然災害に限らずこれからは「経験したことない」ことだらけなんだと思う。だから、今の状況に素早く、真っ向から対応することが必要だと思う。間違ってるかもしれないけどやってみるしかないし、その経験だけが次につながる何かになる。過去の成功体験だけでは次が見えないし、ときに判断を遅らせかねない。

4月5月でみれば、グラフィックの仕事は予定していた7割ぐらいは中止になった感じである。撮影関係ではまったく仕事をしていないスタッフもいるだろう。止まった仕事は「不要不急」なものなのかもしれない。
と考えるとこの先いつか無くなってもしょうがないのではないか。7割とは言わないけど、5割ぐらいの会社やスタッフは不要なのかもしれない。仕事はあったとしても今まで対応した人は必要がないかもしれない。強引だが今仕事が無いってことは、この先はあまり必要ないって思った方がいいと思う。

だから焦っている自分がいる。

プロデューサーとして、マネージメントとして、今全力を尽くさなければ、この先はない。

(1/2に続く)

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