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引越★ヘア記事★すべての髪型に通用する髪の乾かし方・たった1つのルール

当noteはしばらくアタイの旧住所の過去記事を転送していくよ!

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どもどもー! 相変わらず更新が滞りがちですが… そんなテキトーブログにご訪問いただき、誠にありがとうございます。

ヅカ受験ブログでも書くか、と思って今日出社時の電車で色々考えてたんですよ。ええ、今朝までは。そしたらね、電車の中で他の乗客の方の髪型が気になってきちゃいまして、興味がそれ、1つの疑問が…

「みんな、ドライヤーの風どこから当ててる??」

で、出社して後輩ちゃんに聞いたところ、思い切り間違えた方向答えられたので、あかん、18のわたしのトラウマ物語なんかよりこっちやで工藤!!ということで、今回もヘア記事でいきます。もうヅカブログに戻れない説…😇  

たった1つのキーワードは「手も風も逆から、垂直に」

さっさと結論からお知りになりたいと思うので、まずは手順から説明します。 

❶ 俯く

耳より前の顔周りを乾かす場合はやや床を見る程度、サイド〜バックも、基本的にはどの髪型もおへそが見えるくらい俯いて乾かす方がよいと思います。理由は後ほど。

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❷ 髪が落ちていく方の逆側から指を入れる

これは見てもらった方が早い。イラスト参照。 手を熊手型にして、たとえば前髪ならば顔の方に落としたいので、頭頂の方が手首、顔の方に指先が来るように。襟足やぼんのくぼあたりなら、下を向いていますから、うなじ側が手首、頭頂の方が指先です。わかる?イラスト見てや。

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❸ 手を毛流れに対して垂直に動かしながら、その動きに対して垂直に風を当てる

これもイラスト見てくれ。実は、ここが一番間違えている人が多い。たとえば、前髪を顔の方にふんわり流したいからといって、風を頭頂の方から当てる人。これ、大間違いです。前にふんわり流したいなら、顔の方からぶち当てます。

詳しい理由は後ほどお話ししますが、スタイリングしやすいゼロベースの髪は、根元の向きを矯正することが最大のポイントだからです。毛髪そのものを矯正しようとするのは間違いです。

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❹ 起き上がって表面・毛先に風を当て、水分を飛ばす

お疲れさまでした〜。この時点で、ある程度根元ふんわり・毛先すっきりなスタイルになってるはず。その後ボリュームのいらないハチやネープなどを抑えて乾かします。

これであなたもすっきり美髪のいいオンナ・まるで夢咲ねねさんです。おめでとう!

 なぜ、髪は根元から乾かさねばならないのか?

既にさまざまな美容雑誌や美容垢さんが「髪は根元から乾かしましょう❤︎」と啓蒙しているのはご存知だと思います。ですので、ドライヤーの風を根元に当てなければならないと理解している方はとても多いと思います。ですが、これは半分正しく、半分は不十分。まずは、その「なぜ」を捕捉しながら解説していきます。 

理由❶ 髪がたくさん重なっているところは水分がたまりやすいため

人間の頭髪は、こんな感じで頭部の下の髪の上に頭頂の髪が重なって生えています。イラストを見てもらうと、バックアンダー(襟足あたり)は最もたくさんの髪が重なっていることがわかります。この「乾きにくいところ」から髪を乾かさないと、毛先や表面が先に乾いているのに熱風を当て続けることで、ダメージの原因になります。

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…と、いうのは大体の「根元から乾かしましょう❤︎」民のみなさんもしっかり啓蒙しているはずです。

理由❷ キューティクルを通して水分を運んで乾かすため 

じゃあ、根元から乾かすって、ただ根元に風を当てればそれでいいのかという話。

ただ根元に風を当てるだけではなく、必ずやらなければならないたった1つのことは、指で根元から髪をユッサユッサ動かしながら乾かしてくれよな!ということです。

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で、髪をユッサユッサしたときの水分の動きはこんな感じ。毛髪表面のキューティクルさんには、髪の水分や油分を根元から毛先に行き届かせる働きがあります。また、健康な髪であれば18MEA(メチルエイコサン酸)という脂質がキューティクル表面を覆っていて疎水性ですので、根元に熱風を当てることで毛髪上を水分が滑り、毛先から乾いていくというのが髪が乾く仕組みです。

髪に熱風を当て続けたらダメージの原因もなりますし、頭皮にもよくないので、ここはキューティクルさんにガンガン働いてもらうためにも、ユッサユッサ動かしてバイブス感じてもらうと、早く乾くわけです(大丈夫かこんな説明で)。 

理由❸ 乾かしたところから形が決まるため

これは知っている人が多いかもしれませんし、そのせいで間違えた方向から風を当ててちゃってる原因ともいえる理由。

髪は濡れている状態で膨潤し、乾いた状態で収斂します。形が定着するのは「収斂」状態の時。メカニズムはわからなくても、乾かしたところから形が決まるというのは体感・常識として知っているでしょう。その上で

1. 根元から乾かす!
2. 乾いたところから形が決まる!

とそこだけ理解しているから、根元を乾かす時に「髪の毛を落としたい方向に沿って風を当て続ける」ということをしてしまう。

それは何が間違っているのか、最後にご説明します…!

下から風を当ててボリュームを抑えるとは…?

過去記事↓でも少し触れましたが、どんな髪型でも必ずボリュームを出した方がいいところと出さない方がいいところは決まっています。

・出した方がいいところ=頭頂・高さ
・抑えた方がいいところ=ハチ(頭のカド)、耳周り

ではでは、なぜそのうえで、ボリュームを抑えたいところに対して、毛流れに沿って抑えつけるように風を当てるのがダメかというお話を。これは、髪の毛のある性質を存分に利用する考え方です。

理由★髪は「弾性」があり、頭は「球体」であるから

毛髪の主成分はケラチンというタンパク質で、個人差や世代差はありますがハリコシがあるのが特徴です。これを「弾性」と言います。

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イラストは、毛髪単体の弾性と頭部に生えた髪が弾性によってどう落ちるかの図解です。毛髪は毛穴から生えた根元の方向性から、重力によって元の方向に戻ってくる性質があるのです。ということは逆に毛穴を押さえつけるように頭頂から風を当て続けると……?裾がハネやすくなるということがおわかりいただけるでしょうか。

テコの原理みたいなものだと思っていただけるとわかりやすいと思います。

さらに、頭部は球体であり、誤差はありつつも基本的には毛穴の向きは頭部の中心から放射状です。スタイリングしやすい収まる髪に乾かすためには、まず根元の方向性を毛穴の向きに対して素直な方向に矯正してやることが大切。その上で、中間から毛先を収斂させるときに適宜ボリュームを抑えたいところを指で挟んだり、ツイストさせたりするというのが正しい乾かし方の順番です。これをせずにいきなりボリュームを矯正しようと根元をつぶして乾かしたりすると、中間から毛先がコントロールできなくなってしまいます。

最後に、私がいつも乾かしている順番と髪を落とす方向性は以下の通り。

1. やや俯いて、耳より前を。後ろから毛先を前に流すように、前から風をあてて、後ろから前に向かって根元ジグザクに揺らしながら乾かす。
2. 頭頂〜顔周りが乾いたら、お腹を覗き込むように俯いてぼんのくぼを頂点に放射状に髪を落とすイメージで、後ろから前に向かってジグザグ揺らしながら乾かす。

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私の現在の髪型は10cm弱の長短でレイヤーが入った前髪のないロングウルフなのですが、ショートのときもボブのときも大体この感じで乾かしていました。前髪の生えグセが強く、右目上くらいでパックリわかれやすいという性質もあるので、大体前髪(ハチの後ろ)から乾かします。髪の毛全体を前から後ろに流すように乾かしておくと、前髪が割れることもないし、トップがへたることもハチが膨むことも、耳横が変に膨らむこともないのです。どんな髪型の方におかれても鉄板の乾かし方だと思います★

この乾かし方だと、翌日のお風呂前までこの通りめちゃくちゃふんわり前髪が続きます🥰

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あっ、そうや、よく「前髪分かれやすい場合は前髪から乾かすといいですよ〜」といわれて、本当に「前髪だけ」から乾かし始める人が大半だと思うんですけど、ここでいう「前髪」は耳から前の髪全部です。今日の記事のキモは、意外とここかもしれない。

長くなりましたが、おわかりいただけましたでしょうか…?

イラストがあんまりにもあんまりなので、わかりづらかったら今度お会いしたときにでもジェスチャーでやって差し上げます…(え)

ご静聴ありがとうございました。

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