見出し画像

本当に復興はボランティア活動でいいのか

ちょっと最近ボランティア活動、正確にはボランティアではないんだけど、一つの商品に対する売上すべてを能登半島に寄付する活動をやってる。熊本だ。しかもほぼワンオペ。老舗の一部を使ってやってる。学内の活動なのかよくわからない。起業部に入ってることもあるが全くそれ経由の活動でもない。なんともいえない。とにかくAPU生は僕一人だけっぽい。ちょっといろいろ考えたことをまとめていきたい。まず、大枠としては、寄付先を考え、商品開発、そのマーケティング、店舗販売で、いわゆるtoCの事業だ。とりあえず、商品について。餅だ。一旦、能登に関係する使えそうなものを列挙してみた。まぁ何とか形にはなりそうだったので一安心。で、次に販売方法について考えてみた。価格に関しては、本来薄利多売系の商品なので、初めは相場に見合った価格で行こうと思ってた。だけど、これじゃ額が少なすぎる、めちゃめちゃ売らないといけない。目標は100万円。経常利益。100円だと一万個以上売る必要がある。期間は一か月程度。一日300は売らないといけない計算になる。多分厳しいだろう。価格を上げるかどうか。ちょっと考える。顧客の視点からこの能登募金餅をとらえてみる。餅を食べて募金をする。一つ250円で考えてみる。実際に店に行ってみて進められたら絶対買う。750円にしてみる。なんか買うか迷う感じがする。1000円にするとなんか買っちゃいそう。こんな感じか?体感すぎる。わかったのは、僕というか顧客はその餅が食べたいわけじゃない気がする。あくまで善意の募金本位であって餅は付属品?みたいなサブな感覚。別に1500円だろうが3000円だろうが僕は買っちゃいそう。募金が肝心。餅を高く売る具体的な方法はある程度形にはなったけど、もうちょい後で吟味してみる。これでいくなら、なんかSNSなのか何かしらで必然的に餅食べるがてら募金したことがわかるような商品やシステムがあった方がいいんじゃないか。やっぱり人間、いいことしたら褒められたいじゃん?自分から積極的に知らせるというよりは、必然性みたいなものが大事っぽい。立地というか、あくまで餅屋なので、目的地というよりはふらっと寄っていくみたいな感じなこともあるけど、どうなんだろ。売り方次第ではどうにかなりそう。というか何とかする。こんなことを考えてるうちにほぼボランティアでこんなことしていいのかなと思う自分もいる。やっぱり日本にいる限りどうしても天災というものは付き物なんだけど、その都度無償でやっていく活動を続けていくのは難しそう。身を削ってやるべきことではあるかもしれないけど、僕は、そういう脆弱なシステムではなくて、皆がケガしなくて、続けていくことに難くないようなボランティア?仕事?の形態がじゃなきゃダメだと思う。ちゃんと働いた人がお金をもらって、募金もしっかりできるこれが最高。今回のボランティアまだ始まったばかりだけど、ここをめちゃめちゃ考えた。寡聞にしてわからないことだらけ、経験値もあまりない。でも最大限にいろんなビジネスモデル、使えそうなものを調べた。まだ、穴だらけなのは間違いない。しっかり売り切ることも重要。でもこのボランティアみたいな活動を改善することがもっと大事な気がする。表面的なことしか書いてないけど、終わったら具体的な方法も書いてみます。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?