夢を持って転職をしても、内部環境は結局自分次第だという話

こんにちは、萱島(かやしま)です。

僕は今年で28歳になるのですが、すでに2回転職を経験しています。

社会人1年目〜2年目:インターネット系の広告代理店
社会人2年目〜4年目:DeNA
社会人4年目〜いま:エウレカ 

という経歴です。

転職を何度かするなかで、感じていたことがあるので今日はそれをnoteにまとめたいと思います。

初noteなので至らない部分もあるかと思いますが、なにとぞ…!です。

大活躍する自分をイメージしながらの転職活動

初めて転職活動をしていたとき、僕はなんとなく転職をすると自分は今のスキルをもっと活かして大活躍するんだ!というイメージを持っていました。

今よりも良い会社に入って、給与も上げて、バリバリ活躍している自分の姿…。

初めての転職ということで、気合いが入っていたのもあると思いますし、新卒採用時には絶対入れないだろうなという会社も、転職となると内定可能な現実的ラインに入ってきていたので、ちょっと舞い上がっていたのだと思います。

そして複数社から内定をいただき、最終的に転職先がDeNAに決まりました。

そこで意気揚々と仕事を始めたものの、蓋を開けてみると、なかなか業務内容にフィットできず先輩に怒られまくる日々。

まだ社会人2年目のタイミングで、かつあまり得意ではない業務内容だったので怒られるのもやむ無しなのですが、

「あれ…頑張って中途面接を突破してきて期待もされてるのに、全然役に立てない…。」

と、当時はなかなかショックでした。

その後、会社の事情で他の事業部に異動。そこで歯を食いしばって2年間必死に勉強をして、どうにか戦力としてカウントできるくらいには成長できましたが、入社当時のショックは今でも覚えています。

転職をするとすべてが変わると思っていた

自戒をこめて当時の反省をすると、僕は転職によって「外部環境」も「内部環境」もすべて変わると思っていました。

「外部環境」「内部環境」は、それぞれ以下のような要素を内包していると思ってください。

外部環境:業界、働き方、給与、福利厚生、会社の意思決定スピード、評価制度、同僚のレベル…等
内部環境:知識、スキル、性格、体調、仕事の進め方、得意なこと、苦手なこと…等

実際、転職をして変わるのは「外部環境」のみです。

内部環境は良いものも悪いものもポータブルなものとして、自分についてきます。

例えば、仕事の段取りが悪い人は転職してもそのままですし、タスク漏れが多い人も転職で一気に様変わりすることはないでしょう。

会議であまり積極的に発言できない人や、周りの目を気にしてプロジェクトを推進するのが苦手な人もきっと同じままです。(これ昔の自分です)

結局どこの環境に身を置いても、良い「内部環境」が整備できるかどうかは自分の努力次第なんですね。

良い会社に入れば(ある種勝手に)スキルも上がると思っていた僕は、このことが最初理解できずギャップに苦しみました。

いま転職したいと思っている人は、その原因が外部環境なのか、内部環境なのか考えたほうが良い

もし転職したいなーと思っている方は、なんでそう思うのかをまず考えてみましょう。

そしてその理由が外部環境によるものであれば、転職という選択肢は全然ありだと思います。

一方で転職したい理由が内部環境によるものであれば、転職をしても同じ壁にぶつかる可能性があります。そして転職先で同様のシーンに出くわしたときに、また乗り越えられなくて悩むはずです。

ですので、転職したい理由が内部環境によるものであれば、解決策は「転職」ではなくまず「内部環境の整備」だと思います。

転職を考えている方は、まず一度整理してみてはいかがでしょうか?

自分のスキルや時代の動きに合わせて転職をすることが一般的になっているいまのご時世に、より良いキャリア選択の一助になれば…!ということで書いてみました。この記事が何かの参考になれば幸いです。

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また、エウレカでは新しいメンバーを募集してるそうなので、こちらもぜひ。僕はついこないだジョインしたばかりですが、良い会社ですよ!


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