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26卒向け インターン WEBテスト『SPIのあれこれ』編

就活生の皆さん、お忙しい中お疲れ様です。
本日は就活を始めるとぶち当たる、spiのあれこれをお伝えできたらと思います。

皆さんの受ける企業の多くでは、夏、冬インターンから内定に直結することが多いです。もちろん本選考からも内定は出しますが、企業によってはインターン経由で定員の半分以上が埋まることも少なくはありません。

そのため、夏のインターン参加はできるに越したことがありません。
夏インターンに限らず、人気企業の複数DAYSインターン参加にあたっては、以下のプロセスを取ることが多いです。

  1. エントリーシート

  2. WEBテスト

  3. グループディスカッション

  4. 個人面接 (複数回の場合あり)

本日は WEBテストについて記載していこうと思います。
WEBテストには複数の種類がありますが、今回は多くの企業が採用する、
試験会場で受けるSPIについて記載していきます。

SPIは少しややこしくて、

  1. 試験場での受験が求められるもの

  2. webでの受験が求められるもの

の二種類があります。これ以降は、前者を試験場SPI、後者をSPI web版と区別して書くことにします。


当日の流れ

試験場SPIを文字通り、事前予約の上試験会場で受ける際には、待機室でポケットの中身を出しロッカーにしまった上、試験会場に誘導されます。隣と仕切りのある自席に座り、受験を始めます。試験会場の運営団体は、多くの企業から試験受験を委託されており、周りの受験者が皆SPIを受けている訳ではありません。英検に近いですね。試験監督が常にモニターで監視しているので、試験中に不正は一切できません。受験終了次第、各個人が帰宅する形式をとっています。ちなみに多くの都民は、御茶ノ水にある試験会場に足繁く通うことになると思います。

難易度

問題の難易度についてですが、日々ぬるま湯に浸かっていた大学生にとってはかなり難しいです。難しい、というよりかは、解き方を思い出せないことが多いかと思います。なのでそういった方は、しっかりと勉強するようにしましょう。いわゆる青本と呼ばれる、「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集 (史上最強 就職シリーズ)」は多くの受験者が使用しており、お勧めです。具体的な使用方法としては、わからない問題がなくなるまで周回する&推論 (難易度が高いものが多い) を中心に行うことをお勧めします。
少しトリビアルなのですが、理系や中学受験を経ている方にとって、SPIは親和性が高く、意外に簡単という声も耳にします。とはいえ、そういった方も、本番でいきなり問題と睨めっこはきついと思うので、いづれにせよ問題集購入は必須です。


求められる点数

「どれだけの点数を取ればいいの?」という声にお応えしたいのですが、これに関しては企業による、としか言いようがありません。コンサル人気企業のボーダーは夏インターン時点でも非常に高いです。BCG、Goldman Sachsは9割超え (BCGは学歴によりボーダーが異なるという声がX上で多数。東大の場合はボーダーがやや低い模様)、NRIも8割は取っておきたいところでしょう。こういった企業を受ける方は、特にしっかりと勉強をした上で、できれば踏み台企業を見つけて一度試験を受けておきましょう。試験場SPIは使い回しが可能なので、一回目で上手くいけば、試験対策の時間を大きく節約できます。8割、9割といった書き方をしましたが、このままでは語弊が生じる可能性があります。というのも、試験場SPIは回答内容によってその後の問題が都度変更されていく形式をとっています。そのため、「一番問題難易度が高いルート」で8割、9割が正しい表記でしょう。「自身の問題ルートの難易度をどうやって判断するのか」についてですが、少し説明が面倒くさいので気になる方はご自身でググってみるか、Xで「spi高得点指標」とか検索してみてください。参考になると思います。
ちなみに筆者は、上記に挙げた企業よりボーダーが高く設定されている企業を見たことがありません。

WEB受験の落とし穴

試験場SPIはweb上での受験も可能なのですが、その場合、専用サイトで日時予約を行い、決められた時間内、制限のある個室で受験をします。その間は人間の試験監督に常時監視されます。もちろんPC上の画面も監視されます。

この試験監督は、どうやら人により厳しさが異なるようです。

私がwebで試験を受けた際には、駅にあるような個人ブースを借りたのですが、自分の周りの環境を試験監督が見えるようにPCで撮影した挙句、ドアの上部にのみ嵌められているタイプのガラスを、何かしらで塞ぐようにとイラついた口調で言われました。自室だったらどうなっていたんでしょうね…一方で同様に個室ブースで受験をした友人の場合、そういったことはなかったらしく、平和に受験を終えたようです。
仮にweb上で試験場SPIを受験して、意図せずにも不正と認識される行為があった場合、その後の受験ができなくなる等のワーストケースも考えられます。そのため、総合的なリスクヘッジの観点からもweb上での受験はお勧めしません。

ということで、試験場SPIを受ける場合、対面・オンラインいづれも、不正対策が徹底していて、webの場合は実施の際の手続きも色々と面倒くさいため、試験会場に行って大人しく受験しましょう。

一方でSPI web版に関してはかなり大きな抜け穴が存在します…

以降のSPI web版に関しては、攻略法を書いていきたいと思うのですが、読者からの反応次第で次回以降に記載しようと思います。「いいね」を押してくださると励みになります。


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