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面接編~○○を意識すれば、自分の強みを圧倒的に伝えやすくなる。

序章

面接の開始まで残り僅か。一分一秒も無駄にできないと思い、隙間時間を見つけて夜中に筆を走らせています。少しでも多くのTipsを皆さまに伝えられるように続編をどんどん出していければ思います。

本編

さて前回の「面接編~○○をすれば各段に内定に近づく」では、面接における学生と面接官の役割をシンプル化して説明しました。結論として、学生は自分のパーソナリティを面接官に理解して貰えれば極限まで内定に近づく事を述べた(本編理解の為に必要なので是非一読を推奨)わけですが、今回はどうやって自分のパーソナリティを理解してもらうかのHowについて確りとご理解頂きたいと思います。

この方法はどの就活本にも載っていないので必見です。本当に大事なことなので是非ご友人・これから就活を迎える後輩にも伝承して下さい。

ポイントはずばり「面接官への刷り込み」です。

Youtubeを見ていると動画再生前にネット広告が表示されるかと思います。しかも、自分が興味ある商品の広告だったり、かつてGoogleで検索した化粧品の広告だったりしませんか?この広告手法を「追跡型広告」と言います。

「追跡型広告」とはインターネットユーザーの閲覧履歴を基に、そのユーザーが興味を持ちそうな広告を配信する手法の事ですが、一度追跡されると何度も同じ広告が表示され、頻繁に目にしているうちに、自然に商品の名前や特徴を記憶しますよね。面接に於いても、自分という商品の特徴(=パーソナリティ)を面接官に何度も説明して、自然に記憶してもらう事がポイントです。

30分の面接で、私は「~のようなパーソナリティです」と一度伝える事と、複数回伝えるのでは、確実に後者の方が面接官の記憶に残りますよね。面接においても、自分のPRを入念にしましょう。

とは言っても、面接はコミュニケーション。面接官の質問を無視して「Q学生時代の経験を教えてください」、「Q志望動機を教えて下さい」と聞かれているのに、全く見当違いに「えーと、私のパーソナリティは~です」と回答したら、確実に不合格ですよね。笑
でもね、できるんですよ。どんな質問だって、自分のパーソナリティを添えて説明する事が。仮にこれができれば、面接官に自分の性格を”確りと記憶してもらう事”ができます。

ではどうやって、自分のパーソナリティを添えて回答すれば良いのでしょうか。

=ここからがポイント=

前提にあるのは、「全ての行動の背景には、自分の性格がもたらす意思決定」があります。

つまり、例えば、なぜ困難に立ち向かう(=行動)。それは負けず嫌いであるから、自己顕示欲・好奇心・向上心が強いから、新しい世界でチャレンジしたいから等のパーソナリティによるものですよね。

つまり面接における全ての質問は、「なぜそういう行動を取ったの?なぜそうしたいの?」と聞かれている訳ですから、私がそのような行動・想いに至る理由を説明する際に自分のパーソナリティを添えて説明すれば良いのです。

以下に具体例を記載しましょう。


自分のパーソナリティ:チャレンジ精神が強い事。
質問①:「Q.あなたの強みを教えて下さい。」→「A.チャレンジ精神が強い事です」
質問②:「Q.学生時代何をやっていましたか」→「A.フィリピンボランティアサークルでの活動です。これまで日本という先進国で生活をして何不自由なく生活してきましていたので、もう少しグローバルな視点で大海を見たいという好奇心と、そこで目の当たりにした問題を解決してみたいというチャンレジ精神があり、この活動を行いました」
質問④:「Q.学生時代頑張った事を教えて下さい」→「A.前述のボランティア活動です。大学1年の夏にボランティア活動でフィリピンに行った際にある孤児院と出会い、孤児院の人々は孤児院を出た後に仕事が無い事を知りました。チャレンジに貪欲な私は、孤児院を出た後に孤児院の人々が仕事を得られる機会を作りたいと考え、フィリピンの現地語(タガログ語)をフィリピン在住の外国人向けに教えるオンラインコミュニティを作りました。具体的には~(続く)。」
質問③:「Q.コンサルの志望動機を教えて下さい。」→「A.戦略コンサルの仕事は、顧客の課題に対して適切なソリューションを提供する事に対価を得る仕事であると認識しています。チャレンジをする事にモチベーションを感じる私は、根深い課題に対して解決策を考え抜く事にモチベーションを感じますし、課題を顧客と共に解決する事で感じる達成感の為に粘り強く業務推進ができると思っています」

簡単に例を記載しましたが、どんな質問に対しても、自分がその行動を取るい至った動機を添える事ができますし、その動機は自分のパーソナリティが生み出すものです。

つまり、質問に対する回答は常になぜ自分がそのような行動を取ったのかを説明する事で、面接官はあの学生って「○○なパーソナリティの子だったね」と強い印象を持つわけです。加えて、なぜコンサルの業務に自分の性格がフィットしているのかも説明できているので、直ぐに合格欄に✓がされて、次の面接の電話がくるのが目に見えています。

まとめ

簡単に纏めると、面接官からの質問に対しては、自分の性格を加えて回答しましょう。

とてもシンプルながらも、面接官に自分の性格を正しく伝える為に「刷り込み」はとても効果的な方法の一つです。上記の例を全てマネして下さいとは言いませんが、行動の動機には、自分のパーソナリティが関係している事を理解して、事前に整理した上で面接に臨んでください。

面接官は学生がどれだけスーパーマンかを知りたいわけではなく、学生がどんな人かを知りたいので、丁寧に自分がどんな人かを説明してあげてください。

これだけで限りなく内定に近づくでしょう。

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