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夢で高める創造性のトレーニング

夢見る人は、かなりタイムスリップマネジメントに向いている人

みなさんは、イメージすることが得意ですか?
おそらく劇団員や俳優、女優、ミュージカル団員などの人は、日頃からそのような場面をイメージして演じていることから、得意かもしれませんね。

「演劇部に誘われたことはあっても、演じたこともないし、困ったな……」と思った方、大丈夫です。

演じる経験がなくても、みなさんは、寝ていて夢を見たことがありませんか?朝方に見る夢を人は覚えていて、不可解で謎めいた夢に
驚いて目覚めたこともあることでしょう。

どうして不可解な夢をみるのでしょうか?
実は、夢は、脳がこれまで見たり、聞いたり、嗅いだり、触ったりしたことや学んだことが、組み合わせを変えて出てくるものなのです。
逆にいえば、まったく関わったことがないものは夢には出てこない仕組みになっています。

夢を見る人は、かなりタイムスリップに向いています。
脳は、寝ながら創造性を高めているのですから・・・。


フロイトは言う、夢を見るのは満足したいから


夢の分析で知られる、精神分析学者のジークムント・フロイト氏は、「満足したい」という願望のあらわれとの仮説を立てています。

その仮説は、多くの研究者から支持を得ました。
満足したいから、楽しいことを想像したり、喜んで見たり・・・。

満足したいから、そうならないことを不安に思ったり、
怖い動物が夢に出てきたり、何かに追いかけられたり・・・。
突拍子もないことが起こるのです。

謎めいた夢の原理が少しだけでも理解できたでしょうか?


夢見ることがトレーニングに


今日から1つご提案です。
もし、みなさんが寝ているときに夢を見たら、これはチャンスだと思ってください。感覚を研ぎ澄まして、タイムスリップマネジメントの7つの感覚(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚、感情、体感)を意識してみてください。

少しだけ7つの感覚を意識することで、あなたの夢は解像度が上がり、クリアになっていきます。つまり、取り組み次第で夢は、タイムスリップマネジメントのトレーニングになるのです。

具体的には、夢を見ているときに、周囲にあるモノのカタチや色を見たり、食事をしたり、周りの音を聞いたり、モノに触ったり、食べ物のにおいを嗅いだりしてみましょう。まさに、夢の中で「睡眠学習」をしているともいえますね。

さー、夢の続きは、タイムスリップマネジメントで・・・。


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