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「視点」と「視野」と「視座」について

今回は、参加したセミナーでお話しされていたことについて自分なりにまとめてみようと思います。

お話の中では、物事を捉える際に考慮したいことを、「視点」「視野」「視座」に分けてお話しされており、特に「視座」が重要であることを感じました。今回は僕が考えたことというよりは、お話しされていたことを聞いて感じたことを書き起こします。

まず、「視点」は物事をポイントごとに見るときに使われるものだと思います。特定のモノに対して注がれるので、視点は「変える」ものです。

次に、「視野」は見方を広げて物事の全体像を捉えるときに使われるものだと思います。物事の特定の範囲を見るものなので、視野は「広げる」ものです。

そして、「視座」は視点と視野を内包していて、物事を見る立場によるものだと思います。物事を立場を変えて見ることなので、視座は「上げ下げ」するもので、高さの調節が重要です。

今回はこの「視座」について書いてみます。
視座は視点と視野を内包しているので、視座の高さを変えるごとに異なった視点や視野が生まれます。例として、自分と母が貯金の使い方について揉めている場面を想定します。

自分は新型のiPhoneが欲しいので貯金を下ろそうとしており、母は将来何かあった時のために貯金を下ろすのを阻止しようとしています。

自分としては、今のiPhoneがもう古いため充電ももたないし、反応も遅い。これじゃ学校の授業や就活にも影響が出てしまうかもしれないし、いざと言う時に重要なやり取りが行えないかもしれないので今すぐ欲しい、と思ってます。

一方母はこの貯金は将来就職できなかったり、転職期間中にお金が必要になったときのために貯めておくべきで、今iPhoneが欲しいならバイトして買えばいいと思っています。

このまま2人が自分の立場で主張を続けても、解決には至らなそうです。そこで大事なのが、「視座」の調節です。一見二人の主張は食い違っていますが、視座を高くして問題を抽象化してみます。すると、どちらも自分の将来をより良くして困らないようにしている共通点があることに気付きます。自分の「視点」は直近的な障害であり、母の「視点」は将来的な障害、という違いがあるだけだと気付きます。

よって、視座を上げることで2人の本質的な悩みは同じであると理解でき、2人は折り合いをつけて何らかの着地点に辿り着けるのではないでしょうか。

と、僕の理解ではこんな感じです。上手く説明できた手応えはないですが、文章に起こしてみただけまずは良しとします。

食い違う意見に対して視座を高くしてみることで課題を抽象化し、そこで両者の合致点が見つかったら次は視座を低くして具体化させていくことで解決に向かうのかな、と思います。「視座」=物事を見るポジションであり、抽象度と具体度を調節することなのかな、という理解です。

最後ですが、読まなくていいですこれは自己整理文です。つまらん内容だな。

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