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お坊さんの話で、初めて心が救われた

49日の葬儀の際、お経が終わり、お坊さんから参列者に挨拶と、49日の葬儀の意味を共有してくれました。

ざっくり覚えている範囲で書くと、
死後7日ごと、生前の行いについて、チェックされ、
49日にお釈迦様のところに行くか、その他に行くかが決まる。
お釈迦様のところに行った場合は、生まれ変わるタイミングがくるまで、
向こうの世界で「家族や親族などが、無病息災で過ごせるように、祈る」
という修行を行うそうだ。
なので、生きてる親族は、故人に対して生前と同じように関わるのが良いとのこと。
具体的には、
朝夕や出掛ける時に、仏壇に挨拶する。「修行頑張れ」とか声をかける。
仏壇に好きなものをお供えする。
お線香をあげて祈るときに、最近の共有をする。
があげられる。

母親が働きに出ていた時に、姉と私の面倒を見てくれていた祖母が亡くなり、ふとした時にこみあげてくる、寂しい気持ちは中々消えない。
しかし、今回の話を聞いたときに、その寂しさが和らいだ。
生前、毎朝晩、お経を唱えて関わる人たちの幸せを祈っていた祖母、
あの世でも、何十年のルーティンを継続しているんだろうなと想像できる。
場所は離れていても、心はつながっているなと思い、心が少し軽くなった。
改めて、「人を想う気持ちの大切さ」を教えてくれた祖母は、尊敬しているし、優しい孫に育ててくれたこと、心から感謝している。
本当にありがとう。これからもよろしく。



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