柔道整復師の闇 3

柔道整復師の卒業後の進路
2024年現在柔道整復師の雇用情勢は10年程前から変化がありませんが、基本就職先はありません。柔道整復師の闇1でも書きましたが、偏差値が低い学生たちからすると中間期末試験からの留年もどうなるのかわからない上に、将来どう言った仕事をするのか?といった理想も乏しく五里霧中状態で悶々とした学校生活を送っているとかいないとか・・・
卒業が近くなると在学中から社会に対する悪評や、柔道整復師同士のネットの口コミなど踏まえて、整骨院にバイトをしている柔道整復師の学生からいろいろ耳にしているため、すでに不安と絶望の淵に追いやられている感を抱き始めます。

チェーン展開している整骨院グループ
そもそも整骨院が組織化する必要なんて全くないのに なぜかチェーン展開している整骨院グループが全国に存在しています。就職に行き場を失いかけている柔道整復師の就職先のほとんどがこのチェーン展開している整骨院グループか、数店舗で運営して営業している小規模整骨院になります。大き目の車道沿いや、人通りが多い地域に文字が異常に大きくド派手な看板を掲げて景観を思いっきり壊しているのは大体チェーン展開している整骨院グループです。

夢も希望もかき消される仕事場
実際にチェーン展開している整骨院グループに就職すると、まず上の先輩もしくは店長に
・整体と称するド下手なマッサ-ジ
・不正請求のやり方
・回数券の押し売り方(マニュアル)
を教えられます。
先輩からは「打撲や捻挫の患者なんて滅多に来ない」と告げられたルーキーは柔道整復師としての矜持を打ち砕かれます。そして保険が利くマッサ-ジ屋と洗脳されていきます。その結果包帯が巻けない柔道整復師、テーピングも出来ない柔道整復師なんてザラに存在してしまいます。実際に5年以上従事して包帯を巻かずに済んでいる柔道整復師って結構いるんじゃないかと思います。

タブレットで回数券購入を促す
チェーン展開している整骨院グループはほとんど、整体業務も兼ねているためタブレット端末を患者に店て歪みの仕組みを教えてきます。タブレットがあると言う時点でマニュアル化されていると言う意味になるのですが、要するに来た人すべてに対して同じことを言っているに過ぎないのです。(ファストフードの接客と同じ)

ノルマが厳しい整骨院
そんな雇われ院長に対しチェーン店本部からはそれなりのノルマを課されており それは結構厳しく結局不正請求と、回数券を数多く売る事しか達成不可のため、本部に対する奴隷感が増し、客に対する負い目を感じる様になる柔道整復師と、ある程度やり方を覚えてからそのままマネして開業をしようと、何も考えていない柔道整復師とで数年で退職する柔道整復師が出てきます。新卒で就職した柔道整復師も3~5年で店長に就任して、また奴隷のようにノルマを課されてを繰り返し本部は新人柔道整復師をチリ紙の様に使い捨て続けます。

就職後のさらなる進路
そんな整骨院の業態に嫌気を刺したのかどうかは柔道整復師の個人差がありますが、とりあえず「ド下手なマッサ-ジ(インチキ整体)」と「不正請求のやり方」と「回数券商法」を身に着け、その柔道整復師はあっさりとお店を辞めて、次のステップに進もうと目論みます。
しかしながら、次の就職先も似たような事をさせれられる事は分っているため柔道整復師として行き場を失うのと同時に、自分に何ができるのか模索しおおよそ4つの進路が考えられます。

・整骨院として開業
チェーン展開している整骨院グループで身に着けたスキル「ド下手なマッサ-ジ(インチキ整体)」と「不正請求のやり方」と「回数券商法」と同じ業態で開業してしまう柔道整復師がいます。どこかのコンサルティングが絡んでいる様なHPの出来具合と内装等に結構開業資金を費やしているようで(毒親が援助したのか?)でも同業者目線から見るとプロフィールが激薄で痛々しい限りであったりします。

・整体院として開業
整骨院業界に見切りをつけ成り下がる事で理学療法士同様 あえて差別化を図ろうと姑息な手段に出る柔道整体師、実際は「整体」と称し思いっきりマッサ-ジをしながら整体治療家として違法行為が止められない人達、これまた理学療法士同様、初回限定料金を称して結果的回数券を売りつける商法であり挙句の果てに肩甲骨だけじゃ飽き足らず頭蓋骨や骨盤まではがしたがる医学偏差値が低すぎる始末。

※注 さらにヒドい柔道整体師(ごく一部の整骨院も含む)となるとマルチ商法で毒にも薬にもならない高額サプリや健康ツールを売ったり、ファスティング(協会会員)と称して無駄に高額な酵素ドリンクを売りつけたり(美容整体込み)と人の弱みにつけ込むような商売をやってお金を巻き上げやりたい放題です。

・介護職
なぜか柔道整復師は介護業界においては理学療法士同様「機能訓練指導員」として活躍できます。介護の仕事は慢性的に人手部不足なので柔道整復師自体あり余っているんだから介護業界に行けばいいのにと個人的に思っているのですが、5ちゃんねるを見てみると仕事の内容から”クソフキン”と揶揄し介護職を見下し最悪最終的な就職場所と考えている無駄にプライドだけ高い柔道整復師も中にはいるようです。匿名を利用したカキコミなので本音だと考えると、柔道整復師なんて制度無くなればいいのにと思ってしまう程軽蔑に値するカキコミだと思います。

・完全に離職し全く違う仕事に就職
これが柔道整復師にとってベストな進路ではないかと思われます。ハッキリ言ってこの先柔道整復師に夢も希望もありません。このnoteでも柔道整復師業界から足を洗って違う仕事をしてやりがいと幸せをつかんだ話をいくつか読みましたが、個人的にはこれが一番社会貢献的見ても全うかと思います。(個人の感想です)

しかし、前にも書いた偏差値が低い柔道整復師は社会適応能力も低い事は自分自身理解しているため、この手技療法業界に執着しありとあらゆる事をして客から少しでもお金を巻き上げようと目論んでしまうのかと個人的に考えてしまいます。このような事をし続ける柔道整復師に夢も希望もありません。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?