買ってはいけない回数券? その3

回数券購入のメリット?
店の利用者(お客様)が回数券を買うメリットはあるのでしょうか?技術的に効果があったと確認できない限りお金と時間の損でありさらには健全性と精神衛生的にも良い事は何一つもありません。

※ 下手くそな施術を受けるとタダのストレスなので、結果的に余計身体を硬くさせる事に繋がり、精神衛生上も含めて身体に悪い事ご存知ですか?

矛盾
本来それなりの技量がある施術者は一回の施術でなんらかの結果を出そうと考えます。そして受けた客側もなんらかの結果を(外観的にも感覚的にも)自覚できます。しかし回数券を発行し売ろうと考えている施術者の思考とは
・そもそも治す気がない?
・技量も持ち合わせていない?
・お金儲け?

施術後の感覚的効果は施術を受けた人にしかわかりません。したがってリピートの有無は施術者が説明した通りの結果になっている事が前提で施術を受けた当人(お客様・患者)の自己判断でしか成り立たないはずなのです。
(一回やっただけでは治らないはウソ!、なんらかの変化が絶対にないとおかしい)

技量が低いと何をやったのかもわからない、あるいは、その日の夜には元に戻った事が往々にして起こるのですが、それらの都合の悪い事を消すためにも事前の説明(ウソをついて通わせる口実作り)をする事で むしろ回数券という方式は都合が良かったりします。

購入後 2回目以降はテキトーにやって、回数券の最後の時だけマジメにしっかりやって「良くならない・改善しない」理由を客の生活習慣のせいにして、また同じ回数券を勧めてきます。

【超重要】
整体では解決できない(姿勢・ストレス)問題を問題にしたり、骨盤の歪みなど問題ではない事を問題にして欺瞞を働いて回数券を買わせようと画策してきます。

なぜ回数券を買わせようとするのか
なぜ店側はお客の利益にならない回数券を推し進めて買わせようと画策してくるのでしょうか?じつはそこには明確な理由があります。

 1. リピートに繋がらない
まず技術レベルが低い事が考えられます。脱サラでこの業界に来たキャリアが薄い人、あるいはチェーン展開している整骨院などは新卒者を多く採用しているため経験が浅く技術レベルが超低いためリピートに繋がりにくいのです。

 2. プロフィールの明記が薄い(実績がない)
この業界とは全く関係ないサラリーマン時代を歩んでいたりするため見た目や年齢性別は全く関係ありません。店によっては妙に若くして開業している整体師も存在します。肝心なのはキャリア(実績)とスキルです。前述した通りこの業界はキャリアが積みにくいため、HPのプロフィールの欄を見てみるとキャリアや実績が明記されてないのがとても多く、そのような施術者は当然結果が出せないので客との信頼関係が築けません、なので早めに回数券を買わせてまとまった利益を得ようと考えた利己的なシステムなのです。(柔道整復師と理学療法士はマッサージ・整体を在学時には履修していませんし整体に関しては専門でもありません)

 3. 下積みの仕事がない業界
この仕事は美容師や飲食店等にある いわゆる下積みの仕事がありません。その結果 経済的、年齢的な事を理由に仕事に行き詰り 行き場を失い やむを得ず賃貸住宅で開業をしてしまうパターンがとても多く、開業したは良いが賃貸住居物件なのでどこにあるのかわかりにくい、誰が何をしているのかすら知らない存在になりゴースト営業になり、あっという間に行き詰ります。

それとチェーン展開している店で働くスタッフも同様に新人は居るだけではタダの給料泥棒になってしまうので、早々にインチキ整体を教えてもらって客に対してすべて同じ様な説明をするように刷り込ませて練習もままならない状態から本人の意思も関係無く現場に立たされます。

【重要:まとめ】
通常 技術があれば一度の施術を受けると何かしらの変化を感じる事ができます。後日疲れが取れた、よく眠れた、痛みが軽減した、サイズが縮んだ、などなど利用者は何かしらの実感を感じるモノです。しかし回数券商法をする施術を受けた客は

  • なんだかよくわからないまま終わった

  • 家に帰ったら元に戻ってた 

  • 次の日身体が異常に痛い

と、似た様な事を言って後悔している人が少なからずいます。結果が出せない もしくは悪化しているのに「数回来ないと改善しない」とウソをつき、いろいろ不安にさせるような事を喋ってきます。 レベルが低いあまり初回の値段を異常に低くして客を釣り、そのまま施術していたらリピートしないので二回目以降の客単価を跳ね上げ、回数券を買った方がお得をと思わせて客に購入を強く勧めてきます。(店側も生活がかかっているから必死です)

※ 回数券を発行している店の主な特徴
 ・チェーン展開している整骨院・整体院・リラクゼーション店
 ・背骨・骨盤矯正をメニューに出している
 ・店舗物件ではなく賃貸住宅(アパート・マンション)(雑居ビルの上階)での見えにくい場所の開業
 ・○○専門と謳っている
・初回の値段を異様に値引きしている
 ・コンサルティング(協会)が関わっている(誰だか知らない推薦人がいる)

※上記の内容は必ずしも回数券商法に関わっている確率が高いというだけで回数券商法を必ずしていると言う特定する項目ではありません。

回数券商法は情弱ビジネス
前にも書きましたが、 下手くそな施術を受けるとタダのストレスなので、結果的に余計身体を硬くさせる事に繋がり、精神衛生的も含めて身体に良い事はほぼありません。
そもそも上手な施術をする人間が異常なまでに希少なため「この人はスゴイ!」と心底思えるような施術者に出会った事がない人が施術者も含めて大半を占めます。そんな情報弱者がいるおかげで”インチキ整体ビジネス”が成り立ってしまうのです。この手技療法業界に携わっている人間の95%が才能がない施術者なので、この5%未満の施術者は超目立たないので見つける事は至難の業なのです。


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