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外国人に対する”優秀バイアス”の存在
生活の身近なところに外国人はいるだろうか。
特に都市部などでは、コンビニの店員と客の関係で、外国人と接する機会が多くあるはずだ。
ここで漠然とした問いかけをするが、外国人に対して、どのようなイメージを持っているだろうか。
持つイメージは、国ごとに違うという人は多いかもしれない。
インド人は?中国人は?アメリカ人は?インドネシア人は?
人が持っているイメージは違えど、特に先進国の人に対しては「なんか頭よさそう」のようなイメージを持っている人は多いのではないか。
これを真っ向から否定はしないが、この外国人に対する「なんか頭よさそう」というイメージこそが「外国人に対する”優秀バイアス”」なのかなと感じる。
私が中国で暮らしていた半年の間でも、この”優秀バイアス”に常にさらされていた気がする。
会社の人からも「日本から来た若手は優秀」のような雑な期待をかけられ続けてきた。
しかも、現地の街の人も、私が日本人だと分かると「日本人はみんな頭がいい」のような言葉をかけてくることもあった。
この言葉たちはお世辞半分と受け取っているが、どこにでも
ではこの、”優秀バイアス”の正体は何なのだろうか。
私が思うに、その理由は明快で外国人の目に触れる人は優秀である可能性が高いからだと思う。
外国に出る機会を得る人は、高度な教育を受けている可能性が高い。
もしくは、バイリンガルに育ったりと、何らかのスキルを持っている可能性が高い。
そういう外国人ばかり、目にしていると自然と「外国人=優秀」の図式が定着してしまうのではないだろうか。
実際のところ、どの先進国も日本とあまり変わらず、勉強ができる人、そうでない人、優秀な人そうでない人、どちらも沢山いる。
日本人だけが優秀でないのであれば、日本はこれだけ繁栄していないはずだ。
だから、日本にいる外国人を見たら「その国の中で優秀な人」と思っても、国ごと優秀かどうかはまた別問題のはず。
大切なのは、変なバイアスをかけないで、その人をしっかり見ることだ。
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