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クイズ門外漢によるクイズ大会参戦記

こんにちは。しゅぎもんです。
先週末にクイズの大会(団体戦)に参加しました。半分くらい数合わせのような感覚で、先輩に誘っていただいての参戦でした。

このノートの構成は以下の通りです。

0.読んで欲しい人の対象
1.自分のクイズの遍歴
2.今回参加した大会について
3.自分の振り返り
4.大会の所感
5.おわりに


0.読んで欲しい人の対象

このnoteは次のような人に読んで欲しいです。

・クイズ番組ではなく、一般のクイズの大会の様子を知りたい人
・現役クイズプレイヤー以外の人がクイズに参加した感想を知りたい人(主にクイズ関係者)
・漠然と、クイズに興味がある人

1. 自分のクイズの遍歴

幼少期
答えることの喜びを覚える。何でもクイズにしたがり、周りの大人にクイズを出しまくる子どもだったそうな。
小学生時代(9歳)
「将来の夢」として「高校生クイズに出場する」ことを志す。
難読漢字や見知った豆知識をメモするノートをつける(多分ノート3,4冊分くらいの雑学を収集していた)
中学生時代
進路選択を「高校生クイズを連覇しているから」という理由で決定する。
高校生時代
クイズ研究会に所属
高2
大した強豪プレイヤーにはなれなかったものの
悲願の高校生クイズ全国大会に出場、全国13位となる
高3
突如として高校生クイズが方針転換。知の甲子園からバラエティ番組となる
→クイズの燃え尽きの原因
大学生時代
囲碁や短歌(ここでは書きませんが、高校までに、そこそこの努力と結果は出ていた)に取り組むことを決意。
大学のクイズ研究会には所属せず、そのままフェードアウト
社会人時代
1年目
社会人1年目という「コンテンツ力」を生かし、テレビ番組「アタック25」の東京予選に参加。
筆記試験・面接に合格し参加権獲得
→海外出張のため本出場は叶わず
2年目
5年ぶりに再会した先輩からお誘いを受けこのnoteで取り上げる大会に出場。

2.今回参加した大会について

今回参加させてもらったのは「AQL2019 信州リーグ」という大会です。この大会は、日本最大規模のクイズの団体戦「AQL (All Japan Quiz League)」の信州地区の大会予選です。大会は今回で3回目だそうです。

10人1チームを2人ずつ5つの回答席に分けて早押しクイズを行います。2つーむ対抗で5個の回答席の正解数の掛け算を200にしたほうが勝ち、というルールです。

AQL公式HPはこちら

「山梨連合」というチームから出場し、高校時代のクイズ研究会の先輩、後輩を中心としたメンバーで優勝を目指しました。

3.自分の振り返り

結果的にはチームには1/10も貢献できていなかったと思いますが、優勝させてもらいました。クイズ現役の人たちが本当に強かった。

自分はクイズ現役の高校の後輩(いまはとても強くなっていて、おんぶにだっこでした)と同じ回答席について、得点を共有しました。「自分はオマケだからせめてペアの邪魔しないように、目立たず、驕らず」という気持ちでいましたが、大変申し訳ことに通算で8戦で3問の誤答をしてしまいました。(ペアの後輩は大変やりづらかったでしょう、本人ほぼノーミスだった気がするので益々何も言えないです)

ただ、逆に、お地蔵さんのようにしていたわけではなく、そこそこ存在感も示せました。特に金沢大学戦では

最後の1問をとらなければこちらの負けという状況で、現役のころのような早押しで答えを出すことができて、アドレナリンがドバドバでした。

その他も、チームの勝敗に関係のあるところでボタンをつけることができたので、「1日前に7年ぶりに早押しクイズをした人」にしては上出来すぎる結果だと思います。

4.大会の所感

・参加者の協力

大会のコンセプトに「自らの手でつくる」とあるように、参加者の主催団体への協力が目立ちました。遠方から参加する人も会場の準備や片づけに積極的に関与し、円滑な進行を手伝っていました。一般の囲碁の大会では主催団体のみが準備を行うことがほとんどのため、とても新鮮です。

・スポーツマンシップと協議性

クイズという競技の特性上、試合中にルールの確認が必要なことがありました。その際も、必要以上に強弁はせず、あくまでルールに則って、冷静な話し合いが持たれました。また、回答者側もルールや出題者に対してリスペクトを持っていたと思います。

また囲碁と比較をしてしまうのですが、同じブレインスポーツでも、クイズは囲碁と違って、言語を介するという点において違いがあり、また多様なルールがあります。そのため、大会のルールは囲碁よりもクイズのほうが厳密にならざるを得ないのかなと思いました。

(囲碁の大会におけるルールは、順位の決め方だけ伝えて、あとは「日本棋院のルールに準拠します」と言っておけばそれで充分、一方クイズの大会は最低をA4用紙1枚くらい書いてあります)

・「みんなでつくる」の限界

門外漢が好き勝手いうことは悪でしかないため、詳細には書きませんが、大会が今後さらに多くの人が楽しむためには「みんなでつくったほうがいい部分」と「みんなでつくってはいけない部分」の棲み分けが今後大切になるのでは、と感じています。

5.おわりに

全国大会はメンバーの入れ替えが可能ですので、自分がまた全国大会に出る(出られる)かは不明ですが、出ることになれば、地区を代表するものとして、準備をしようと思います。

来年の3月が本番ですが、頭のストレッチをしておこうと思います。応援よろしくお願いします。




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